その他の保湿成分

シアバターの正しい使い方と注意点

更新日:2017/04/21 公開日:2014/06/01

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シアバターはアフリカの万能薬

スキンケアへの関心が高い人であれば、シアバターという言葉を目にしたことのない人はほとんどいないのではないでしょうか。近年になって高い注目を集めるようになってきたシアバターは、天然由来の植物性油脂として乾燥肌対策に強い効果を発揮してくれます。

シアバターは、ナイジェリアやマリ、ガーナといったアフリカ諸国に生息するシアの木の種子から採れる保湿力の高い植物性油脂です。常温では固形のため、オイルではなくバターと呼ばれています。

シアの木が生息している地域では、シアバターは昔から薬として活用されてきました。その効能は傷や火傷の治療から日焼け止め、かゆみ止めなど幅広く、まさしく万能の薬だといえます。中でも、肌を守る美容クリームとしての効果は折り紙つきで、一部の地域では産まれた直後の赤ちゃんの全身にシアバターを塗る習慣もあるほどです。

シアバターに含まれる美容成分

シアバターの主成分は、ステアリン酸やオレイン酸で、その他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。これらの脂肪酸は、人の皮脂と似た成分ですので、肌にとてもなじみやすく長時間、保湿が持続します。ステアリン酸は、非常に酸化しにくく抗酸化作用があります。また、乾燥からしっかりと肌を守ってくれます。もう1つの主成分であるオレイン酸も、肌にとてもなじみやすく長時間保湿が持続するとされています。

また、シアバターの微量美容成分としては、以下のようなものがあげられます。

トリテンペンアルコール

保湿性に優れており、肌を柔らかくしてくれる効果があります。

アラントイン

自然治癒力を促進する効果があるため、肌荒れの改善が期待できます。保湿しながら肌のダメージを治してくれますので、場当たり的ではない乾燥肌対策ができます。

カロチノイド

皮膚や粘膜の再生を助けてくれる成分です。こちらも、荒れてカサカサになってしまった肌を健康な状態に戻す助けをしてくれます。

トコフェロール

天然のビタミンEです。ビタミンEといえば抗酸化ビタミンとして有名ですから、肌の老化を防いでくれるため、美肌効果にも期待ができます。

シアバターの上手な使い方

市販のものも利用しながら、自分に合った楽しみ方を

肌になじみやすく安全性が高いので、一般的な美容クリームと同じように非常に幅広い用途で使うことができます。大豆ほどのサイズを手にとって、両手で十分に温めるとよく伸びるようになり、使い勝手がよくなるでしょう。洗顔後の保湿はもちろんのこと、ハンドクリームやリップクリーム、ヘアワックスとしてもおすすめできます。また、シアバター由来の石けんを使うと、しっとり感のある洗いあがりになります。乾燥肌の人はぜひ試してみてください。

市販品のマッサージクリームやフェイスケア用品のなかには、アーモンドオイルやココアバターなどをあわせたものや、精油やアロエなどをあわせたものもあります。自分の肌質に適したものを見つけ、楽しみながら保湿ケアを行いましょう。

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