スクワラン

スクワラン・スクワランオイルとは

更新日:2016/12/09

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スクワラン・スクワランオイルとは

化粧品の成分表示でよく見かける「スクワラン」ですが、これはどのような成分で、使用することでどんな効果を得ることができるのでしょうか?効果や特徴について詳しく見ていきましょう。

スクワランとは?

化粧品の成分表示などで目にするスクワランとは、哺乳類や植物などに含まれている「スクワレン」という成分を水素添加させた無色の液体を指します。スクワランは潤滑性に優れており、クリームや保湿剤、軟膏などの成分として使用されるほか、潤滑油、離型剤として工業用にも使用されています。

スクワレンは、人間やサメ、オリーブオイルやベニバナオイルなどに含まれる成分です。人間の体内で作られるスクワレンは皮脂細胞内で生成されるのですが、生成されたスクワレンの一部が表皮に分泌されることで、皮脂膜の成分になります。皮脂膜は空気中の雑菌や汚れから肌を守る役割を担うため、人体に欠かせない成分の1つと言えます。

スクワレンは酸化しやすいことから、主にサプリメントとして販売されていますが、一方のスクワランは、スクワレンを水素添加させて酸化しにくくしたものなので、化粧品や工業用として広く用いられています。

スクワランの種類

化粧品や工業用に用いられているスクワランの多くは、深海鮫の肝油から抽出して作られたものです。鮫には他の魚にみられるような浮き袋がありません。そのため、肝臓に脂質を蓄え(=肝油)それを浮き袋の代わりにしているのです。

その他、オリーブオイルやベニバナオイルなどの植物オイルからも抽出することが可能なため、植物性スクワランとして使用されています。

スクワランの特徴

スクワランとはどのような成分でしょうか?その特徴について説明します。

無色透明で天然の保湿剤

スクワランは、添加物や化学物質などが含まれていない天然の保湿剤です。また、人の皮脂膜にも含まれる成分なので安心です。

皮膚への親和性が高く、安全

スクワランは親油基と親水基を併せ持ち、肌に馴染みやすいという特徴があります。保湿効果が高く天然の皮脂膜と同様、お肌のバリアとして働きます。

凝固、酸化しにくい

スクワランは沸点と引火点が高く、凝固点が低いことから固まりにくいという特性を持っているため、化粧品の原料にとても適した成分と言えます。また、酸化しにくいという特徴もあるため、化粧品のみならず工業用にも使用されています。

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