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アロマで虫除け!虫除け効果のあるアロマオイル・精油・エッセンシャルオイル

更新日:2017.07.05
公開日:2014.08.01
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この記事の監修者
くみこアレルギークリニック 院長 向田公美子

アロマオイル(精油)を使った虫除けについて、ドクター監修の記事にまとめました。虫除けに精油が効果的な理由から蚊を寄せつけない精油、虫よけスプレーの作り方までご紹介します。

アロマで虫除け!虫除け効果のあるアロマオイル(精油)

蚊などによる虫刺されの跡がなかなか消えなくて困ったことありませんか?ひどいときにはシミとなって残ってしまう場合も…。

このようなトラブルを避けるためにも虫はできるだけ寄つけたくありませんが、市販の虫よけスプレーは強めの化学薬品が使用されていることも多いため使用を躊躇する方や、独特な臭いが苦手な方もいらっしゃいます。

そこで、アロマの虫よけスプレーが注目されているのです。

特に小さなお子様やペットがいる家庭やお肌が敏感な方には、天然成分100%の精油を利用したアロマの虫よけスプレーはオススメです。

アロマオイル(精油)が虫除けに効果がある理由

植物は動物と違って、天敵に襲われても逃げることができません。そのため、害虫などから身を守るために、動物が嫌がる成分を生成していると考えられています。この忌避効果を利用したのが、アロマによる虫除けです。

植物によって天敵がそれぞれ異なることから、虫の種類によって苦手とする香りも異なります。つまり、虫除けに使う植物の香りは、避けたい虫によって使い分ける必要があるのです。

ここでは、最も刺される機会の多い「蚊」を寄せつけないための精油をご紹介します。

「蚊」が苦手とする精油

蚊を寄せ付けないために利用できるアロマオイル(精油)は、次のとおりです。

蚊が嫌がるアロマオイル(精油)

・ゼラニウム

・レモンユーカリ

・ラベンダー

・レモングラス

・シトロネラ

虫除けスプレーの作り方

アロマオイルを利用した虫除けスプレーは、自分で簡単に作ることができます。

用意する材料は、次のとおりです。

・精油(例):ゼラニウム4滴、ラベンダー4滴、レモングラス2滴(計10滴)

・無水エタノール5ml(精油と水が混ざりやすくするために使用)

・精製水45ml

・遮光性のスプレー式ボトル

(1)無水エタノールをスプレー容器に入れます。

(2)そこに精油を加えます。

(3)最後に精製水を入れて、混ぜ合わせたらできあがり!

これを、服や網戸、室内にスプレーします。肌の丈夫な大人であれば、腕など身体に付けてもよいですが、お子様や肌の弱い方は避けましょう。

防腐剤を入れていないため水が腐ってしまいますので、大量に作り置きすることはやめましょう。冷暗所で保管して、およそ2週間を目安に使いきってください。

ただし、アロマオイル(精油)には殺虫効果はありません。虫を寄せつけない穏やかな効果があるということです。

虫除けスプレー以外にも、蚊の苦手とする精油で芳香浴をすることも同様の効果があるのでオススメです。

アロマテラピー・アロマオイル(精油)を使用する際の注意事項
  • 1. 初めて使用するオイル(精油)は、必ず少量で試してから使ってください。敏感肌やアレルギー体質の人、特に12歳以下の小児への使用の場合は、十分な注意が必要です。
  • 2. アロマオイル(精油)は、日本国内では医薬品として認められたものではありません。必ずしも効果が現れるものではないことをあらかじめご了承ください。妊娠中や授乳中、持病のある方、お肌が敏感な人は使用できない精油があります。使用前に担当の医師や専門家に相談しましょう。
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