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美白効果が期待できるハイドロキノンの副作用と使い方

更新日:2017.12.12
公開日:2014.12.10
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

シミへの効果が高いことで知られるハイドロキノンですが、副作用などのトラブルの心配はないのでしょうか?ここではドクター監修のもと、ハイドロキノンの副作用や使用上の注意点などを詳しくご紹介します。

美白に効果的である成分として知られているハイドロキノンですが、肌への刺激が大きいことでも知られています。ハイドロキノンは安全に使用することのできる美容成分といえるのでしょうか?ここではハイドロキノンの副作用と安全性について詳しくご紹介していきます。

シミや美白効果が期待できるハイドロキノンの副作用

結論から言うとハイドロキノンには副作用があります。使用上の注意事項を守らなかった場合やハイドロキノンが体質に合わなかった場合、そして濃度の高過ぎるものを使用してしまった場合などに、以下のような副作用が現れることがあります。

肌の赤みや炎症が起こる

ハイドロキノンが体質に合わない場合や劣化した製品を使用した時に起きやすい副作用です。ハイドロキノンは安定性が悪く、酸化しやすい物質で、酸化した際にできるベンゾキノンという成分は刺激が強く肌にダメージを与えます。ハイドロキノンを使用する時はまず、パッチテストを行い体質に合うかどうかを確認した上で使用するようにし、使用期限の過ぎたもの、酸化して茶色く変色したものは使用しないようにしましょう。

色素沈着(シミ)が濃くなる

ハイドロキノンは紫外線を浴びるとシミを濃くしてしまう作用があります。そのため紫外線対策は必須。紫外線対策を行なわずにハイドロキノンを使用すると逆効果になってしまいます。ハイドロキノン化粧品を使用した時はSPF20以上の日焼け止めクリームなどを塗って紫外線対策を万全に行うようにしましょう。

塗りすぎにより肌が白くなることも

ハイドロキノンはシミや色素沈着を消すために有効な成分ですが、濃度の高いものを長期間使用し続けることで塗り込んでいた部位が必要以上に白くなってしまうということもあります。濃度が5%以下のものではこのようなトラブルが起きた報告はまだされていませんが、高濃度のハイドロキノンを使用する際はシミや色素沈着が薄くなった時点で使用を中止し、長期間の使用を避ける必要があるといえるでしょう。

ハイドロキノンの正しい使用方法

高い効果が期待できる分、肌への作用が大きくさまざまな副作用も報告されているハイドロキノン。満足できる効果を得るためにも、各製品の使用上の注意をきちんと把握し、正しく使用することが何よりも重要といえるでしょう。

また、ハイドロキノンのトラブルの多さはハイドロキノンの濃度に大きく関わります。濃度が高いぶんシミへの作用も高まりますが、肌へのダメージも高まってしまうのです。安全性が気になる方は濃度の低い化粧品から試してみてはいかがでしょうか。

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