風邪

風邪を引いたとき、注射をすると早く治るというのは本当!?

更新日:2017/01/13 公開日:2015/01/30

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風邪を引いたとき、注射をすると早く治ると思われがちです。しかし、実は注射に風邪を早く治す効果はあまりありません。ではなぜ注射を打つと身体がラクになったように感じられるのか、ドクター監修のもと、その理由を解説していきます。

注射

風邪を引いたとき、すぐに回復させるためには注射を投与することが、もっとも有効的だと思っていませんか?実は風邪の治癒に注射が効くというのは、大きな勘違いなのです。

注射で元気が出るのは、心理的な効果によるもの

「風邪を早く直したいので、注射をお願いします」と病院で医師にお願いした経験はありませんか?注射には即効性があり、早く治ると思われがちですが、残念ながら注射を打ってもすぐに効果は現れません。むしろ十分に睡眠をとったり、種類が豊富な内服薬を飲んだりする方が、早期回復に繋がります。

以前は、医師に注射をお願いするとビタミン剤を投与していましたが、現在はビタミン剤の使用は認められていません。現在、注射で抗生物質を投与するのは、明らかな細菌感染症で重症の場合のみです。
ではなぜ、注射を打つと身体がラクになったような気がするのでしょうか?
それは注射を打ったことで元気になれるという心理的要因が大きく作用しているからだと思われます。

脱水と細菌による二次感染には注射が必要なことも

風邪をひいて注射が必要な時は、上述の通り、風邪がこじれて二次感染を引き起こした時や、発熱、嘔吐、下痢などが続いて満足に食事が取れない状態の時などです。

注射を打つ際、筋肉注射と静脈注射に分けられます。筋肉注射は、解熱剤や抗生物質を投与する時に行われますが、筋肉から徐々に血液中に投薬されていくため、効果が持続するメリットがあります。
静脈注射はブドウ糖やビタミン剤などを投与する時に行われ、満足に食事が取れずにビタミンが欠乏している患者に効果があります。しかし、注射を打つことで、アレルギー反応などの副作用があらわれる危険性もあります。病院では注射を打つ前には、アレルギー反応をチェックするテストが義務付けられていますが、体質的にリピンアレルギーをお持ちの方などは、事前にドクターに報告する必要があります。

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