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夏風邪による咳・鼻水・のどの痛みの正しい対処法

更新日:2017/05/16 公開日:2015/04/13

ヘルスケア大学参画ドクター

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風邪の代表的な症状といえば喉の痛みと発熱ですが、咳や鼻水をともなう場合もあります。ドクター監修のもと、喉の痛みや咳、鼻水の症状をもたらす夏風邪の原因について解説します。

夏風邪の症状といえば喉の痛みが代表的ですが、鼻水や咳をともなうこともよくあります。このような症状をもたらす原因はなんでしょうか?原因と対処法について解説します。

夏風邪による咳・鼻水・喉の痛みが起こる原因

夏風邪の原因といわれる主なウイルスには「エンテロウイルス」「アデノウイルス」「コクサッキーウイルス」などがあります。これらのウイルスはまず鼻や喉の粘膜から侵入し、その後、呼吸器や腸内で増殖していきます。

夏風邪の代表的な症状は喉の痛みと発熱ですが、咳や鼻水といった一般的な風邪の症状が出ることもあります。なかでも、アデノウイルスに感染すると、喉の強い痛みや高熱に加えて激しい咳などの症状が現れます。子どもに感染しやすいといわれている菌ですが、大人が感染することもあり、症状がひどくなると扁桃炎や肺炎などを引き起こすこともあります。

エンテロウイルスやコクサッキーウイルスによる風邪は、咳などの症状は弱いものの、唾を飲むことさえツラいほど強い喉の痛みをともなうことが多いようです。

咳・鼻水・喉の痛みへの対処法

前述のとおり夏風邪はウイルス性のものが多いため、治療薬がなく、抗生物質も効果がありません。そのため、症状を改善させるには、睡眠をしっかり取り、栄養バランスのよい食事を心がけて免疫力をつけることがもっとも大切です。ただし、喉の痛みなどの症状を緩和させるには、いくつかの対症療法があります。

まず、咳や鼻づまりの症状には、これを抑える効果が期待できる成分が含まれた、ショウガとダイコンの摂取がおすすめです。引き始めであれば、少量の赤ワインにショウガ汁を3~4滴入れた「ショウガワイン」を試してみましょう。赤ワインに含まれるポリフェノールとショウガのパワーにより、免疫力アップも期待できるといわれています。ただし、夏風邪は子どもがかかることが多いので、その場合はショウガ湯などで対応しましょう。

喉の痛みには、ネギ湿布がおすすめです。ネギには炎症性の症状を緩和させる働きがあるためです。ネギ湿布の作り方は、次のとおりです。

(1) ネギの白い部分だけを10cm間隔で切る。

(2) フライパンなどで、油をひかずに軽く炙る。

(3) 炙ったものをタオルなどでくるむ。

こうしてできあがったものを、喉に巻き付けるだけです。痛みがやわらぐことが多いので、ぜひ試してみてください。

喉の痛みが強い時は、普通の食事ができないことも多いです。そのような場合は、冷たく冷やしたヨーグルトやアイスクリームなどをおすすめします。冷たさが喉の痛みを緩和し、柔らかいのでのど越しもいいです。ただし、お腹を下したり体を冷やす原因にもなるので、食べ過ぎには注意してください。

※夏風邪のその他の対処法について、詳しくは『夏風邪を長引かせないための正しい治し方・対処法』をご覧ください。

夏風邪の原因となるウイルスは、一般的な風邪と同じように咳やくしゃみなどの飛沫によって感染します。家族に夏風邪の患者がいる場合は、手や口内に付着したウイルスを体内に入れないためにも、普段から手洗いとうがいをしっかり行いましょう。「何だか喉が痛い」「イガイガする」と感じたら、より入念に手洗いとうがいを行い、それ以上ウイルスを寄せ付けないよう注意してください。

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