鼻炎

鼻炎・鼻づまりによる頭痛のメカニズム

更新日:2016/12/09 公開日:2015/07/29

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鼻炎からくる頭痛の多くは、主に鼻づまりからくる酸素不足が原因です。慢性化するとさらに症状が悪化してしまうため、放置せずに対処することが大切です。ドクター監修のもと、鼻炎と頭痛の関係と、その改善方法について解説します。

鼻炎が続くと頭がボーッとしたり、頭痛を引き起こすことがあります。そのままにするとさらに大きなストレスにつながり、鼻炎の症状も悪化させてしまうため、できるだけ早めに対処しましょう。鼻炎から来る頭痛のメカニズムと、対処法について解説します。

鼻炎がきっかけで頭痛が起こるメカニズム

アレルギー性鼻炎による鼻づまりは、アレルゲンが鼻の粘膜に到達することから引き起こされるアレルギー反応により、粘膜が腫れることで発症します。こうなると、鼻から空気を吸うことができなくなるため、口呼吸になって苦しい思いをします。

実は、口はもともと空気を吸うための器官ではなく、鼻呼吸ほど十分な酸素を取り込むことができません。よって、鼻がつまって口呼吸が基本になると、脳に酸素が行き渡らなくなり、酸素不足になって頭痛を引き起こしてしまうのです。また、鼻炎によって鼻の奥に鼻水がたまることで、三叉神経が刺激されて頭痛が起きる場合もあります。

最近では、アレルギー性鼻炎の症状として頭痛に悩まされる患者が多く、特に子どもの場合は、鼻の症状ではなく頭痛で受診するケースが増えています。

鼻炎と一緒に頭痛を感じたら、すぐにドクターに相談を

アレルギー性鼻炎以外にも、耳鼻咽喉科領域で頭痛を引き起こす病気がいくつかあり、そのほとんどは、鼻づまりが原因で頭痛を発生させています。特に、鼻炎の人は慢性的に頭痛を感じることが多いため、半ばそれがあたり前と思っている人も少なくないでしょう。しかし、中には骨や脳に異常をきたす危険な病気が隠れている可能性もあります。頭痛は、病気を知らせるサインなので、鼻炎によるものと放置せず、一度ドクターに相談して検査してもらうことをおすすめします。

鼻炎による頭痛を軽減させる方法

前述のとおり、鼻炎による頭痛の原因は、多くが鼻づまりからきています。つまり、鼻づまりを緩和させることで、頭痛も軽減されるというわけです。日常生活のちょっとしたことを心がけるだけでも、鼻炎による鼻づまりや頭痛を予防することができるのです。以下に、生活の中で心がけたいポイントをまとめました。

鼻をすすらない

鼻水が止まらない時はどうしても鼻をすすってしまいがちですが、鼻をすすると三叉神経が刺激されて頭痛が起こりやすくなります。可能なかぎりすすらず、やさしく鼻をかむよう心がけましょう。

蒸気や蒸しタオルなどで鼻を温める

湿度が高いと鼻の通りがよくなります。入浴時は湯船につかることで鼻を温めて、血行をよくしましょう。すぐにでも鼻づまりを緩和させたい時は、鼻に蒸しタオルをあてるといいでしょう。温かい湯気が鼻の通りをよくしてくれます。

外出時はマスクを着用する

乾燥は鼻づまりを悪化させる要員のひとつです。外出時にマスクを着用することで、鼻や口の湿度をある程度保つことができます。アレルゲンを防ぐのにも効果的なので、アレルギー性鼻炎の場合は特に着用を意識しましょう。

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