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肌に赤みが出る脂漏性皮膚炎の原因と治すための対策方法

更新日:2017.12.22
公開日:2015.04.30
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この記事の監修者
新宿南口皮膚科 院長 乃木田俊辰

顔の赤みの原因のひとつが「脂漏性皮膚炎」です。今回は、この脂漏性皮膚炎が起きる原因や症状、病院での治療法、赤みを目立たなくするために日常生活で気をつけたいことなどをご紹介していきます。

顔の赤みの原因には、さまざまなものがありますが、そのひとつに「脂漏性皮膚炎」があります。今回は、この脂漏性皮膚炎の症状や原因、治し方などについてご紹介していきます。

肌にかゆみや赤みが出る脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎とは、鼻の周辺や額、髪の生え際、頭皮といった皮脂の分泌が多い部分に起こる皮膚炎のこと。耳の裏側や背中、胸の中心部、ワキ、陰部などに起こることもあります。

脂漏性皮膚炎になると、肌が炎症を起こして赤くなり、多くの場合は、かゆみをともないます。また、肌がカサついて、細かくはがれた皮がこびりつくこともあり、頭皮の場合は、フケがたくさん出るようになります。

脂漏性皮膚炎の原因は、まだはっきりとは解明されていませんが、カビの一種である「マラセチア」の増殖が、直接的な原因と考えられています。マラセチアは、誰の皮膚にも存在している常在菌のひとつ。ふだんは無害ですが、皮脂を栄養源にしているので、皮脂の分泌が多いと増殖し、結果、炎症が起こります。

飲み薬・塗り薬で脂漏性皮膚炎を治す方法

脂漏性皮膚炎は、一般的な皮膚炎とは違って、カビの増殖で起こるので、市販の軟膏などを塗ってもあまり効果が期待できません。それどころか、刺激を与えてしまい、かえって症状を悪化させることもあります。肌に赤みやかゆみ、カサつきなどがあり、「脂漏性皮膚炎かもしれない」と感じたときは、皮膚科を受診するのが望ましいでしょう。

皮膚科の治療では、マラセチアの繁殖を抑えるための「抗真菌外用薬」が用いられるのが一般的です。また、炎症を抑えるための「ステロイド外用薬」が用いられることもあります。そのほか、かゆみを抑えるための「抗アレルギー剤」や、皮膚の代謝を促す「ビタミンB2」「ビタミンB6」などの飲み薬が処方されることもあります。

肌の赤みを悪化させないセルフケア・スキンケア対策

脂漏性皮膚炎による赤みを悪化させないためには、日々の生活の中で、次のことにも気をつけましょう。

脂肪分の多い食べ物や甘いものは控える

脂や糖分の多い食べ物、刺激の強い食べ物、アルコールなどは、皮脂の分泌を活発にするので、控えめにしましょう。

積極的に摂取したいのは、過剰な皮脂の分泌を抑制してくれるビタミンB群(特にB2とB6)やビタミンC。ビタミンB2はレバーやうなぎ、カレイ、サバなどに、ビタミンB6はレバーやカツオ、マグロ、サケなどに、ビタミンCはブロッコリーやカボチャ、ほうれん草などに豊富に含まれています。

洗顔料や化粧品は肌にやさしいものを

脂漏性皮膚炎になると、肌が敏感になります。洗顔の際はゴシゴシこすったりせず、しっかり泡立て、やさしく洗うようにしましょう。また、スキンケア用品も、シンプルで刺激が少ない「敏感肌用」のものを使うことをオススメします。メイクをする際には、肌を刺激しないように、軽めにしておくとよいでしょう。

紫外線対策をしっかりする

紫外線は皮膚のダメージを促進し、脂漏性皮膚炎を悪化させる要因になります。日傘や帽子などを使って、UVケアをしましょう。

睡眠をきちんととる

睡眠不足も、肌の免疫力を低下させて脂漏性皮膚炎を悪化させます。夜ふかしをせず、しっかりと睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送るようにしましょう。

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