肩こり

小学生に増えているって本当?子どもの肩こりの原因と成長への影響

更新日:2016/12/09 公開日:2015/12/03

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肩こりは大人だけに見られるものではなく、小中学生、またはそれ以下の子どもにも見られます。これから大人に向かって成長していく子どもたちにとって、肩こりはどのような影響を与えてしまうのでしょう。子どもの肩こりの原因と影響、改善方法について解説します。

肩こりは大人だけでなく、小学生や中学生、またはそれよりも小さな子どもにも見られることがあります。子どもたちが肩こりになる原因はいったいどのようなものなのでしょうか。

子どもが肩こりになる理由

大人が悩むイメージの強い肩こりですが、子どもでも肩こりになることがあります。特に近頃は、家や外にいながらゲームばかりしている子や、受験勉強や塾通いなどで座り続ける時間が長い、また座っている姿勢が悪い子が多くなり、そういった生活面での影響で肩こりの子どもが増えているといわれています。

通常、子どもは筋肉疲労の回復が早いため、一時的に悪い姿勢をとっていても、その後体を多く動かすことで筋肉の緊張がほぐれていきます。しかし、あまり体を動かさずに遊ぶ子どもの場合、そのまま筋肉疲労が蓄積され、体のバランスが崩れて肩こりになると考えられます。

また、ストレスが影響しているケースもあります。

塾やおけいこ事など、スケジュールに追われる子どもは、近頃では珍しくありません。その多忙な状況を楽しめない場合、疲労が解消されず、心身の緊張状態が続いてしまいます。その結果、首や肩周りの筋肉がこり固まってしまうのです。

子どもの肩こりの成長への影響

肩こりは子どもたちの成長にさまざまな影響を及ぼしてしまいます。

肩の痛み・頭痛により、学習意欲や集中力が低下

肩こりによって筋肉が緊張し続けると、肩の痛みだけにとどまらず、頭痛にもつながります。長時間痛みが続くと集中できず、学習意欲の低下にもつながりかねません。

筋肉がこわばり、運動不足に

肩こりにより肩の血行が悪くなると、慢性的に肩・首周りが強張ります。強張った筋肉を無理に動かすと痛みが生じるため体を動かすことが少なくなり、体力の低下にもつながります。

視力の低下

肩が痛いと、頭の重みに耐え切れずどんどん前のめりになります。前のめりになると、目と机の距離が近くなり、目への疲労が蓄積します。子どもの時期に近い場所のものばかりを見ることに慣れてしまうと、目の機能が衰えて近視になりやすくなります。

睡眠不足

肩がこると、体の筋肉が強張り、いつも興奮した状態になるため、安眠が難しくなります。睡眠不足になって緊張状態が続くと、心も休まらず怒りっぽくなったりします。

子どもの肩こりを改善させる方法

子どもが肩こりを訴えたときは、以下の方法を試してみましょう。

  • 長時間同じ姿勢をとることを避け、意識的に休憩をとらせる
  • ゲームをしたり、テレビを観る時間を決める
  • できるだけ体を動かす機会を増やす
  • 子どもが机に向かっているとき、左右の肩の高さが著しく違う場合や前のめりになり過ぎている場合は、肩を同じ高さにし、足を正面に向けさせる

子どもは自分自身で肩こりと自覚できない場合もあります。やけに首を回す、肩に手を持っていくなど、子どもが気にする様子があれば見逃さず、まずは上記の対処法を行ってみましょう。

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