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ストレートパーマで髪の毛がさらさらに!その仕組みは?

更新日:2018.06.08
公開日:2016.07.27
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この記事の監修者
モードケイズ FCオーナー パーマ教育部 部長 中村猛

ストレートパーマについて詳しく解説します。ストレートパーマの特徴やメリット・デメリット、髪をストレートにする仕組みなどをお伝えします。同じく髪をまっすぐに伸ばす縮毛矯正との違いも理解しておきましょう。

(画像提供:モードケイズ)

ストレートパーマの特徴やメリット・デメリット、髪をストレートにする仕組みなどをご紹介します。

ストレートパーマの特徴と効果

ストレートパーマは本来、パーマをかけた髪をストレートに戻すために使われていましたが、現在ではクセのある髪をまっすぐに伸ばすものとして使われることが多くなっています。広がりやすい髪のボリュームを抑えるのにも役立ちます。ただし、縮毛矯正と違って強いクセを伸ばすのには適していません。

ストレートパーマでは、薬剤を髪に塗って髪を変形しやすいやわらかい状態にしてからクセを伸ばしていきます。以前は、アクリルパネルに髪をはりつけるパネル技法という方法が主流でした。アクリルのパネルに髪を伸ばしながらはりつけることで形を固定していたのです。しかし、このパネル技法は髪へのダメージが大きく切れてしまうことが問題だったために現在では禁止されています。ほかに、熱風でブローをする方法やコームやストレーナーを使って髪を伸ばす方法があります。

ストレートパーマのメリット・デメリット

ストレートパーマには次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

軽いクセだけでなく、パーマがとれかかっている状態や伸ばしかけの髪をきれいにまっすぐにすることができます。部分的にかけることもできるので、根元はストレートパーマでボリュームを抑えて毛先をカールさせるというアレンジも楽しむことも可能です。縮毛矯正に比べて髪へのダメージが少ないのも嬉しい点と言えるでしょう。

デメリット

ストレートパーマは、クセの強い髪や傷みが激しい人には向いていません。クセの強い人やデジタルパーマなどの強いパーマをかけた人がストレートパーマをかけても、すぐにとれてしまうでしょう。また、痛みが激しいなど髪質によっては完全な直毛にならないケースもあります。

ストレートパーマの仕組み

ストレートパーマをかけるときには、パーマ液の1剤を髪内部に浸透させて、クセの原因となっているタンパク質の結合を外します。その後、髪の毛をまっすぐに整えてから2剤を使ってタンパク質を再結合して固定します。クセでねじれている状態の髪内部の結合を薬剤によって切断し、ストレートにしてから再結合することでねじれを解消するというわけです。

ストレートパーマと縮毛矯正との違い

ストレートパーマも縮毛矯正もどちらも髪をまっすぐに伸ばす技術です。ただし、ストレートパーマはもともとウェーブパーマをとるものなので、髪の強いクセを伸ばす効果はあまり期待できません。一方、縮毛矯正は熱を利用して強いクセでも伸ばすことができるのです。

薬剤と熱を利用して頑固なクセを伸ばすことのできる縮毛矯正のほうが、髪への傷みは大きくなります。料金も高いと考えたほうがよいでしょう。ところが、実際にはストレートパーマと縮毛矯正の基準がヘアサロンによってあいまいになってきています。

詳しくは『ストレートパーマと縮毛矯正の違い』をご覧ください。

ストレートパーマと縮毛矯正、どっちがよい?

とれかかっているパーマや軽いクセをまっすぐに伸ばしたい人は、ストレートパーマで十分でしょう。無駄なダメージを髪に与える必要はありません。ところが、頑固なクセ毛は縮毛矯正でなければきれいにストレートにすること難しいです。

どちらが適しているかを判断するのは、素人には難しいでしょう。美容師に髪質などをチェックしてもらい、ストレートパーマでまっすぐにできる髪なのか、もしくは縮毛矯正をしなければ伸ばせないほど強いクセなのかといった相談をしたほうが確実です。

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