後鼻漏

鼻うがいが効果的!自分でできる後鼻漏症候群の対策とは

更新日:2017/05/26 公開日:2016/12/08

森本雅太先生

この記事の監修ドクター

森本耳鼻咽喉科 院長

森本雅太先生

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鼻やのどの病気が原因で症状が悪化することもある後鼻漏。こうした原因を取り除くためには、鼻うがいなどのセルフケアもおすすめです。自分で洗浄液を作る方法や注意点を中心に、後鼻漏のセルフケアについて、ドクター監修の記事で解説します。

のどのつまりや鼻水がのどに落ちる感覚などがつらい後鼻漏(こうびろう)ですが、治療以外にも自宅で行えるセルフケアがあります。自宅でできる鼻うがいを中心に、実践したいセルフケアについて解説します。

後鼻漏と鼻うがい

後鼻漏を改善するためのセルフケアの一つとして、鼻うがいがあげられます。鼻うがいとは、洗浄液を使用して、ウイルスやほこりなどの鼻の汚れを取り除く方法です。アレルギー性鼻炎など、鼻トラブルに効果が期待できます。市販の鼻うがい・鼻洗浄専用の洗浄液を使用する方法もありますが、ここでは自分で洗浄液を作る場合について紹介します。

鼻うがいのやり方

自宅で行う際の手順について見ていきましょう。

鼻うがいのための準備

一度沸騰させ、殺菌してから体温程度に冷ました水道水と食塩を用意します。鼻うがい初心者であれば、洗面器を活用した鼻うがいがおすすめです。洗面器に18gの塩を入れ、2Lまでぬるま湯をはり、0.9%濃度の食塩水を作ります。コップなど小さめの容器で行う場合は、1.8gの塩を入れ、200mLまでぬるま湯をはりましょう。

洗面器を使った鼻うがい

洗面器に食塩水をはったら、一方の鼻の穴を指で塞ぎ、空いている方の鼻の穴で一気に食塩水を吸います。少し息を止めて食塩水を鼻の中にとどまらせたら、鼻から食塩水を出します。同じ要領で反対側も行い、3~5回程度くり返し行いましょう。すべての食塩水を鼻から出したら静かに鼻をかみます。

コップやノズル付きの容器を使った鼻うがい

鼻うがいは、洗面器だけでなく小型の容器でも行うことが可能です。この場合は、水に鼻をつけて行えないので、やや顔を上向きにして片方の鼻の穴を塞ぎながら食塩水を注入していきます。要領は洗面器を使った鼻うがいと同様です。顔を上に向けて注入する際は、「エー」と声を出すと注入しやすくなります。

鼻うがいにおける注意点

鼻うがいを行うにあたって、いくつか注意することがあります。鼻うがいを行う前に確認しておきましょう。

水道水をそのまま使用しない

水道水をそのまま使用するのは避け、10分以上煮沸したものを使用するようにしましょう。煮沸することで殺菌と塩素のにおいを取り除くことができます。また、清潔な容器を使用し、24時間以内に使い切るようにしましょう。

真水を使用しない

プールなどで水が鼻に入ったときのように、真水を使用して鼻うがいを行うと、鼻の奥などにツーンとした痛みが走ります。浸透圧といって、溶液の圧力が体液とは異なるためです。鼻うがいを行う際は、体液と同様の浸透圧である0.9%濃度の食塩水で行うようにしましょう。

鼻うがいの液体を飲み込まない

基本的に鼻うがいの液体を飲みこむ行為自体は問題ありませんが、鼻うがいを行っているときに飲み込んでしまうと液体が耳に流れ、中耳炎を引き起こしてしまうことがあります。鼻うがいの際は、うがい液やつばを飲み込まないように注意することが大切です。また、花粉が逆流して鼻腔内に戻るとかえって症状悪化につながる場合もあるため、注意が必要です。

他にもできるセルフケア

鼻うがいにもマスクや加湿器、お風呂でできるセルフケアがあります。

マスクをつける

マスクをつけることで、ウイルスや細菌をある程度ブロックできるほか、のどや鼻の乾燥も防ぐことができます。

加湿器を使用する

乾燥した空気は後鼻漏悪化のもとです。加湿器で適度な湿度に保つようにしましょう。

風呂につかる

風呂も乾燥したのどや鼻をケアするという意味で効果が期待できます。

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