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角質のケア方法とは

更新日:2017.11.29
公開日:2017.05.04
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

硬く厚くなった角質は見た目にも気になりますが、ほかの症状の原因にもなってしまいます。角質の異常に悩み角質ケアをしたいと考えている人に、角質のケア方法や注意点について、ドクター監修の記事で解説します。

角質は表皮の表面に位置し、外部からの刺激から身体を守り、身体の水分を保持する重要な働きをもつ組織です。この角質が硬くなるとどのような症状が起きてしまうのか、日常のケア方法とあわせて見てみましょう。

角質が硬くなる原因とは

角質は、角化細胞がブロックのように並んだ構造をしており、その間を細胞間脂質が埋めています。細胞間脂質は、肌に水分を保持するために重要な働きをしており、細胞間脂質が低下すると角質でキープしている水分量が不足することで乾燥し、硬くなってしまいます。細胞間脂質の低下は肌の病変や乾燥が原因であることが多く、皮脂分泌の低下によるバリア機能の低下も乾燥の原因となります。

また、角化細胞からできた角質が生まれ変わり、はがれ落ちるサイクルをターンオーバーと呼びます。このターンオーバーが正常に働いていないと角質がはがれずに残ってしまい、角質層が厚くなります。これも角質を硬くする原因であり、硬く厚くなった角質は、乾燥とターンオーバーの不調の両方が起こっている状態といえます。

これに加えて、足の裏などは歩行のたびに体重がかかり大きな刺激を受け続ける場所であることから、

  • 素足でサンダルを履く
  • クッション性の低い履物で歩く

と刺激が過剰となり、皮膚の内部を保護する反応があらわれます。これによって角質が徐々に厚くなり、ゴワゴワの角質になってしまうこともあります。

角質ケアをしないと起こりやすい症状

硬く厚くなった角質をケアせずに放置すると、以下のような症状があらわれます。

皮膚のひび割れ

かかとなど、特に角質の層が厚い部分が乾燥すると、表面の皮膚がひび割れることがあります。角質でとどまらず真皮に達した場合は出血をともない痛みも出ます。ひび割れの場所や痛みによっては歩行に支障が出る場合もあります。

細菌への感染

皮膚のひび割れが起こる状態とは、古い角質が蓄積されて厚みが出ている状態です。古い角質が溜まっていると白癬菌などの細菌の温床になることがあり、においやかゆみなどを発する場合もあります。白癬菌は水虫のもとともなりますので十分注意するべきでしょう。

タコや魚の目の発生

足の裏への刺激によって特定部分の角質が厚く硬くなってしまうことがあり、これがタコと呼ばれています。また、厚く硬くなった角質層に集中的に力が加わることで、硬くなった角質層が皮膚の内部に向かって突起していくこともあり、これが魚の目の症状となります。魚の目は、硬く芯のある突起が真皮を刺激して痛みを感じることもあり非常につらい症状となります。

角質のケア方法

体の部分によって、適切なケア方法があります。

顔のケアは過剰にならないように

顔は皮膚がやわらかいため、やさしいケアが求められます。

  • ピーリングジェル
  • スクラブ洗顔
  • パック

などがあり、使いやすいものを使用するとよいでしょう。これらは古い角質を除去するために使用しますが、ピーリングジェルやスクラブ洗顔などを使用して強くこすったりすると過剰な肌への刺激になってしまいます。肌のうえで滑らせるようにマッサージを行いながら使用すると効果的です。また、ケア後は念入りな保湿を行い、角質の減少による乾燥を防ぎましょう。

角質のケアを頻繁に行うと肌への刺激となり、黒ずみなどが起こる可能性もあります。角質のケアは、1か月に1回程度に留めるほうが無難です。ターンオーバーの周期も考慮して過剰なケアになりすぎないよう注意しましょう。

体のケアは角質をやわらかくしてから

かかとの他にもひじ、ひざは角質が溜まりがちです。

ひじやひざのケア
まず、角質をやわらかくふやかすために、コットンに化粧水を染みこませたものを貼り付け、5分放置します。コットンを剥がしてスクラブを使ってマッサージするように角質を落とし、よく洗い流しましょう。ケア後は乾燥を防ぐため、ジェルやクリームを使って十分に保湿しましょう。
かかとのケア
入浴やフットバスなどで足を暖めて角質をふやかせてやわらかくし、足裏専用のやすりを使用します。荒れがひどければ粗い面を、それ以外であれば細かい面を使用しましょう。力は入れずに一定方向に動かしながら、角質を少しずつ除いていきます。角質が取れてきたら細かい面で全体を整えて仕上げ、ケア後には、化粧水とハンドクリームでしっかりと保湿をします。可能であればラップでかかとを覆って靴下を履き、一晩そのままにすることで保湿が行き渡り、効果的となります。

クリニックやサロンでのケア

セルフケアも可能ですが、サロンなどでケアを受けることも可能です。化粧水や保湿が肌に届きやすくなる効果や、ターンオーバーの改善が期待されます。フットケアやピーリングを行っているところもありますので、利用してみるのもよいでしょう。

角質ケアの注意点

ケアするうえで共通して注意すべきことは、角質を取りすぎないことです。角質は、体を守る重要な役割を果たしているため、角質をはがしすぎることは肌へのダメージを増やしてしまうことを意味します。特に、かかとのケアの際、軽石やあかすりなどでこすると力の加減が難しく、過剰な角質除去となる場合もあります。安価なものでも専用のやすりを使用し、余分なものだけを取るという意識で、保湿を十分に心がけましょう。

また、定期的なケアも重要ですが、日常生活でも以下のようなことに意識することが重要です。

  • 靴や中敷の選択に留意し足裏への刺激を抑える
  • 歩き方をバランスよくして、特定部への刺激を集中させない
  • 足元を温めて乾燥を防ぎ、角質が厚く硬くなってしまうことを予防する

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