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敏感肌がミネラルファンデーションを選ぶときの注意点

更新日:2017.11.15
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
たかいわクリニック 理事長 ?岩真理

肌に負担が少ないと思われている「ミネラルファンデーション」の中にも、添加物などが入っているものがあります。こちらの記事では、敏感肌の方がミネラルファンデーションを選ぶ時の注意点を紹介しています。

「ミネラルファンデーション」と聞くと、お肌に負担の少ないファンデーションというイメージがあると思います。そのため、敏感肌の方はミネラルファンデーションを選ばれることも多いのではないのでしょうか。

ところが、今の日本ではわずかなミネラル成分の配合でも、「ミネラルファンデーション」と表示することができるのです。そこでこの記事では、敏感肌の方がミネラルファンデーションを選ぶ時の注意点をいくつか紹介します。

ミネラルファンデーションとは?

ミネラルファンデーションとは、1970年代に手術や火傷のあとをカバーする為に、お肌にトラブルがある人でも使えるよう、アメリカのドクターによって開発されたものです。お肌にほとんど負担をかけない天然ミネラル成分でできており、クレンジングを使わずに、石けんや洗顔料だけで落とせることも特徴です。

ミネラルファンデーションを選ぶ時のポイント

ミネラルファンデーションは、カバー力がないことや、崩れやすい点などがデメリットとされていましたが、粒子のサイズ、コーティングの有無、製造方法などを変えることによりデメリットを改善する工夫がなされてきました。

ミネラルファンデーションというと、パウダータイプが主流ですが、最近ではプレストタイプやリキッドタイプなどさまざまな形状があり、選択肢も増えています。ただ、ミネラル以外の成分が配合されていることにより、クレンジングが必要となり、「肌に負担をかけない」という本来のミネラルファンデーションのコンセプトからはずれてしまっているものもあります。

敏感肌の方はできるだけシンプルな成分配合のファンデーションを選びましょう。

ミネラル成分の注意点

お肌に良いイメージのミネラルファンデーションですが、どのような成分が配合されているのでしょうか。代表的なミネラル成分としては、マイカ・酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄などがありますが、敏感肌の方は注意したほうがよい成分もあります。ここではその中のいくつかについて解説します。

●タルクフリーとは?

タルクは、ベビーパウダーなどによく使われている成分ですが、最近では「タルクフリー」をうたっている化粧品も多くあります。それは、「タルク」自体に毒性があるのではなく、アスベストが含有されている「タルク」が製造されている可能性があったためです。

現在日本では、アスベスト含有率が高いタルクの製造はされていませんので、あまり気にすることはありませんが、気になる方や敏感肌の方は、「タルクフリー」のものを選ばれてもよいでしょう。

●オキシ塩化ビスマスとは?

オキシ塩化ビスマスとは、銅や鉛を精製する際に出る副産物です。鉱物由来の無機顔料となるので、厳密に言うと天然の鉱物ではありません。昔から化粧品の原料として使用されており、毒性は無いとされてきました。ただ、人によってはかゆみや赤みなどアレルギーに似た症状が出る場合もあるので敏感肌の方は出来るだけ使用を控えた方がいいでしょう。

その他、敏感肌の方が注意した方が良い成分については『肌が弱い人必見!注意すべきファンデーションの成分』をご覧ください。

使いやすさ

ブラシやパフなど、パウダーを付けるアイテムも重要です。使いやすさはもちろんですが、ブラシやパフなどの肌触りにも気を付けましょう。チクチクするものなどは、刺激としてお肌が荒れることもあるのでトライアルキットなどで確かめてみるのもいいですね。また、ブラシやパフを清潔に保つことも重要です。不衛生な状態だと菌が繁殖して肌トラブルの原因になることもあります」ので、こまめに洗浄して使うようにしましょう。

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