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お尻ニキビに効果が見込める4種類の治療薬

更新日:2018.04.27
公開日:2015.03.31
ドクター画像
この記事の監修者
タカナシクリニック 院長 ?梨真教

お尻にできたニキビは、顔にできるニキビと同じ薬を使って治すことができるのでしょうか?専門ドクター監修のもと、お尻にできるニキビと顔にできるニキビとの違いや、お尻にできたニキビに有効な薬について解説します。

お尻ニキビは、顔用のニキビ薬では必ずしも改善できるとは限りません。ここでは、お尻ニキビと顔にできるニキビとの違いと、お尻ニキビに効果的な薬について解説します。

お尻ニキビは専用薬じゃないと効かない?

お尻にニキビができた際、顔用のニキビ薬を塗っても症状がよくならないことがあります。

なぜなら、お尻の皮膚は顔に比べて厚いため、顔用のニキビ薬を塗っても、有効成分が浸透しにくいことが理由として挙げられます。では、お尻にニキビができてしまった場合、どのような薬を選べばよいのでしょうか。

お尻ニキビに効果的な薬の種類

お尻ニキビを治すには、以下のような薬が効果的です。

抗菌・殺菌を目的とした抗生物質

「ダラシン」、「ゲンタシン」、「アクアチム」、「アクロマイシン」といった、殺菌効果の強い抗生物質が配合された塗り薬を使いましょう。アレルギー体質の方は、抗生物質でアレルギーを発症することがあるため、抗生物質の入った薬を使用する際は事前に医師に相談しましょう。

初期のお尻ニキビにはビタミン剤が効く

症状が比較的軽い初期段階のニキビの場合は、ビタミン剤を飲むことで改善が見られる場合もあります。ビタミンの効果で血行がよくなり、皮脂の分泌腺が正常になることでニキビができにくくなります。「ビタミンA」、「ビタミンB2」、「ビタミンC」、「ビタミンE」といったビタミン類を摂取しましょう。ビタミン剤からの摂取以外に、野菜や乳製品、レバーといった食材にも多く含まれています。

角質除去に効果的なピーリング剤・保湿剤

サリチル酸と言われるピーリング作用のある薬や、尿素配合剤などの薬は、角質を柔らかくし、余分な角質を取ることで、ニキビが出来にくくなります。

ニキビができやすい体質の改善につながる漢方薬

お尻ニキビができやすいという人には、漢方薬がおすすめです。漢方薬には、ホルモンバランスを整えたり、皮膚の免疫力を高める効果が期待できます。体がもともと持っている治癒力を高めてくれるため、ニキビができにくい体質をつくることができます。漢方薬にはさまざまな種類があるので、漢方薬局などで自分の体質に合った薬を処方してもらいましょう。

上記3つに加え、お尻のケアに特化したクリームを使うことで、より高い効果が期待できます。お尻ケア用のクリームには、ピーリング効果のあるものや美白成分が配合されたものなどがあります。

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