混合肌の場合は、日頃からパーツごとの状態をチェックしておくことが大切です。季節的に乾燥しやすい冬はUゾーン、暑い時期はTゾーンがトラブルを招きやすいですし、生活環境や出産などによって肌質が大きく変化する場合もあります。
乾燥しやすい時期でUゾーンの乾燥が顕著であれば、Uゾーンのケアに力を入れたり、Tゾーンの脂浮きが気になるなら、Tゾーンの洗顔を丁寧にじっくり行うなど、部分的に見極めてケアしましょう。
ケア用品選びのポイント
Tゾーンのべたつきが気になる方は、Tゾーンを脂性肌とみなし脂性肌に合ったケア用品を選ぶとよいでしょう。Uゾーンの乾燥が気になる方は、Uゾーンには乾燥肌に合ったケア用品を選びます。
乾燥がひどく肌が荒れている場合は、ケア用品をあれこれ試したり、いつもより多めに塗りたくなりますが、あまりおすすめしません。
皮脂の分泌が衰えてお肌のバリア機能が低下していますから、脂分を補うのに加え、角質層で肌バリアを形成している「セラミド」という成分を補うことが重要です。お肌に潤いや柔軟性をもたせる効果(エモリエント効果)の高いクリーム…例えばセラミドやビタミン、ミネラルを含む保湿クリームやワセリンなどを使用してお肌の回復を待ちましょう。
オールインワンタイプより、乾燥肌を優先
肌の荒れた状態が悪化すると乾燥性敏感肌にも繋がり、かゆみや炎症などを引き起こします。そうは言っても、化粧水や美容液など、それぞれ別々に選んで揃えるのは面倒…という方は、せめてオールインワンタイプのものは避け、例えばTゾーンのべたつきが気になる方なら、乳液の量を減らすのもいいでしょう。
また、別々に考えるのが面倒という方は、より肌の弱い乾燥するUゾーンのケアを優先したケアを行いましょう。
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