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むくみの原因、メカニズムについて

更新日:2016.12.13
公開日:2013.02.20
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

むくみには原因がさまざまあり、体のあちこちで起こります。そして、むくみは放っておくと気づかないまま慢性化する場合もあります。ここでは、ドクター監修のもと、むくみの原因や改善方法について詳しく解説していきます。

むくみは体のあちこちで起こります。特に多いのが脚と顔。むくみがあるのに、半ば諦めながら「ああ、今日もむくんでる」と思うだけで、改善せず放っていたりしませんか。むくみの大半は改善することが可能なので、ここでしっかり学んでおきましょう。

水分や塩分、アルコールのとりすぎ、身体を圧迫し過ぎて起きる場合、疲労や血行不良によるもの等々……むくんだ日には「なぜ?」と、その原因を振り返ってみてください。原因を振り返り、むくみの起こりやすい状態をなるべく作らずに過ごすことが重要です。

部分別でみる、むくみの原因

たとえば、足にむくみがある場合
・長時間同じ姿勢でいなかったか(たちっぱなし、座りっぱなし等)
・ヒールの高い靴を長時間はき続けていなかったか

あるいは、顔にむくみがある場合
・アルコールや塩分、水分を取りすぎなかったか
・寝不足などの不摂生はなかったか

また、サプリメントの取りすぎや冷え、栄養不良、疲労などが身体のあらゆる部分にむくみとなって現れてくることがあります。むくみの多くは、身体のあらゆる部分に水分が溜まった場合に起こると考えられています。そのメカニズムをわかりやすく説明すると、次のようになります。

心臓から静脈を通って、全身に送り出された血液中に含まれる血しょう成分が「細胞間液」となり細胞に栄養を送り込みます。その後、再び血液と共に心臓へ戻り、また全身へ……という動きを繰り返します。

その「細胞間液」が血液中にうまく戻れなかった場合に、身体のあちこちにむくみとなって現れてくるのです。人間の身体の70パーセントは水分ですから、どこに水分があってもおかしいとはいえませんが、そのバランスが崩れてくると、むくみとして目に見える形になってきます。

むくみにくい生活を

顔や脚のむくんだ状態は、見てあまり気持ちのいいものではありません。できれば避けたいところ。ですので普段から、早寝早起きや正しい食生活を心がけるなどして、自分なりの「むくみにくい生活」を心がけるようにしましょう。

日常生活でできるむくみ予防には、次のようなことがあります。

・半身浴などでゆっくりと、ややぬるめのお湯に使って余分な水分を排出する
・寝る前に水分や塩分を摂りすぎない
・代謝を活発にする運動(ウォーキング、ジョギング、水泳など)を生活に取り入れる。

このように、むくみ対策に取り組みながら、日々お風呂や鏡の前で、むくみがないかどうかのチェックもしてみるとよいでしょう。

むくみは生活のバロメーター

むくみは放っておくと慢性化します。もしかすると、慢性化してしまったまま気づかない・・・なんて場合があるかもしれません。現状の生活習慣や食習慣などをいま一度見直し「むくんでいないか」「もしむくんでいるなら、生活のどの部分を改善すればいいか」を考えてみてください。日常生活を見直してもむくみが改善されない場合は、内臓のなどの機能が弱っているおそれもあります。不安な場合は医療機関に相談することも、お忘れなく。むくみのないスッキリ顔、スラリと伸びた脚で気持ちの良い毎日を送りましょう。

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