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意外と知らない?シャンプー・リンスの正しい付け方

更新日:2018.01.16
公開日:2013.03.28
ドクター画像
この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

頭皮の肌トラブルや薄毛、抜け毛の原因で多いのが、正しいシャンプーの仕方ができてないこと。シャンプーとリンスの役割、方法を学ぶことが頭皮環境を整えるポイントです。ここではドクター監修の記事で、正しいシャンプーとリンスの使い方を解説します。

毎日念入りにトリートメントをしているのに、なぜか髪がパサついたり、ツヤがないという悩みの声を多く聞きます。流行のノンシリコンシャンプーを使ってはみるものの、効果はイマイチ、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、毎日の髪の毛の洗い方、そのものに問題があるかもしれません。ここでは、正しいシャンプーとリンスの使い方と手順について学んでいきましょう。

髪をいたわるシャンプー前の下準備

まず、お風呂に入る前に、しっかり髪の毛をブラッシングしましょう。見落としがちなところですが、ブラッシングはとても重要です。洗っている最中に髪が絡まるのを防ぐだけでなく、余分なホコリやゴミが落ちるので、これだけでも十分、きれいな髪に近づく一歩と言えるのです。

そして、シャンプーをつける前に、まずはお湯で髪をよく洗い流します。これも、髪の毛全体をざっと濡らすのではなく、頭皮全体がお湯で浸るくらい、しっかりと濡らしておくことが肝心です。汚れやホコリはもちろん、ワックスやヘアスプレーなどの中には、水で落ちるものもあるので、お湯で洗い流すだけでも十分綺麗になるのです。

実は、ここまでの段階で、既に髪の毛の汚れの半分以上が落ちているので、まずはシャンプーをつける前に、これらのことを意識してみましょう。

正しいシャンプーの付け方・使い方

髪の毛と頭皮をお湯で流したあとは、いよいよシャンプーに入ります。

シャンプーは適量を手にとり、髪の毛ではなく、頭皮に直接もみこんでいくイメージでなきませていきます。洗い心地が良いせいか、一生懸命泡立てようとして、大量にシャンプーをつける方がいらっしゃるのですが、頭皮の汚れは泡で落ちるものではないので、たくさんつけてもあまり意味はありません。頭皮の汚れは、指で落としていきます。

洗うときは、そのまま頭皮をマッサージするような感覚で洗っていきましょう。爪をたててゴシゴシ洗ってしまうと、知らず知らずのうちに頭皮は傷つき、薄毛などの髪トラブルの原因となりますので、手から力を抜いて、指の腹を細かく動かしながら、洗っていくことが大切です。

髪の毛は、頭皮を洗うときの泡で、自然と汚れは落ちていきますので、髪の毛だけを後から洗う必要はありません。最後に、シャンプーを落とすときは、念入りにしっかりと洗い流すことを心がけましょう。

正しいリンスの付け方・使い方

シャンプーをしっかり洗い流し終えたあとは、髪の毛を軽くタオルドライしてから、リンスをつけていきます。

シャンプーの特徴は、髪の毛ではなく頭皮をマッサージすることでしたが、リンスはその逆で、髪の毛そのものに対して、練りこむようにつけていきます。

頭皮にリンスがついてしまうと、せっかくシャンプーで綺麗になった頭皮が汚れやすくなるだけでなく、リンスに含まれる油分で毛穴がふさがれてしまい、頭皮ニキビなどのトラブルになりますので、リンスは必ず髪の毛だけにつけるようにしましょう。

髪の毛を数本の束に分け、それぞれの束に叩き込むようにしてリンスをつけていくと、髪全体に浸透しやすくなります。ついつい、手が届きやすい外側の髪の毛ばかりにリンスをつけがちなのですが、いつもは顔に面している、内側にある髪の毛にも、しっかりリンスをつけてあげましょう。

最後に、リンスを洗い流します。しっかり流すことはもちろん大事なことですが、だからといって髪の毛を乱暴にこすれば、傷ついた髪が、切れ毛や枝毛などの原因になります。リンスを洗い流すときは、シャワーの水圧を使い、手には力を入れず、撫でるようにしながら、優しく流していきましょう。

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