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ワキの黒ずみをケアする方法

更新日:2016.12.09
公開日:2013.04.01
ドクター画像
この記事の監修者
大井町皮フ科形成外科 院長 千代倉友博

気づかないうちに黒ずんでしまうことがあるワキ。日常生活から負担や刺激がかかりやすい部分で、改善方法もちょっと難しいところです。ここでは、ワキの黒ずみを改善させるためのケアや対策を、ドクター監修の記事で解説します。

顔もボディも、スキンケアにぬかりなし!という方でも、ワキの黒ずみを上手くケアできずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。体の他の部位と違い、ワキは、歩いているだけでも摩擦による刺激を受けてしまうし、衣類による摩擦や蒸れなど、常に刺激を受けている状態です。

こちらでは、ワキの黒ずみの予防策や効果的なケア方法をご紹介していきます。電車に立ってつり革に手を伸ばした途端ワキの黒ずみを思い出してそわそわしたり、着たい服も堂々と着られない…といった悩みとさよならしましょう。

ワキの黒ずみの予防策

ワキの黒ずみケアとして、まずは適切な予防策を押さえておきましょう。美容も健康も、しっかり予防策を施すことが、最も重要で効果的なのです。

ワキが黒ずむ原因は様々ですが、メラニン色素の沈着と、皮脂汚れなどによる毛穴の詰まりが考えられます。

メラニン色素を沈着させないためには、お肌に極力刺激を与えないことが重要です。紫外線や衣類のこすれ、カミソリなど、あらゆる刺激に対し、お肌は防御反応としてメラニン色素を生成します。ワキの場合、ある程度の物理的刺激は仕方ありませんが、できる範囲で刺激を与えないよう心がけることが黒ずみ予防になります。

摩擦の多いキツい下着を避けたり、汗をかいて蒸れた状態のままにしておかないなど、特別なことでなくても小さな積み重ねが予防になります。特に夏場に使用することの多い制汗剤は、なるべく刺激の少ないものを選び、つける量にも気を付けるとよいでしょう。

食生活や生活習慣の影響でお肌がくすんだり荒れてしまったりするのと同じで、ワキの黒ずみにも生活習慣が関係しています。食事の中で積極的に取り入れていきたい栄養素は、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCはメラニン色素の生成抑制に働き、コラーゲンの生成を助ける役割があります。ビタミンEはお肌のターンオーバーを促進する効果があります。メラニン色素が沈着してしまっても、お肌のターンオーバーが活発であれば、早い段階で健康的な色を取り戻せます。

ワキの黒ずみのケア方法

ワキに黒ずみができてしまった場合のケア方法ですが、簡単に改善するものではないので、長いスパンでケアしていくことになります。

予防策としても触れたとおり、余計な刺激を与えないような心がけは鉄則です。それに加え、皮脂や汚れが毛穴を詰まらせている場合、しっかり洗い、洗った後には化粧水などでのケアをしましょう。

特に、保湿を意識したケアは大切です。ワキの黒ずみ用の美容液やクリームも市販されていますから、利用してみるのもよいですが、顔に使っているものを使っても問題ありません。ただし、ワキは特にお肌が薄くデリートな部分なので、お肌に合う優しいものを探してみて下さい。

それでもうまくいかない場合は、美容皮膚科や美容外科のクリニックに相談してみるのも良いでしょう。

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