美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

海外コスメ、何に気を付けて選べばいい?

更新日:2018.01.18
公開日:2013.04.30
ドクター画像
この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

海外コスメの選び方・使い方

オーガニック化粧品ブームの今、海外コスメがより身近に感じられるようになりました。また、友人の方から海外旅行のお土産にもらった、という方もいるでしょう。特にオーガニックコスメは天然の植物だけを使用しているからスキンケアには最適というイメージがあります。

しかし、一歩間違えれば肌に大打撃を与えてしまうこともあるのです。なぜなら海外コスメには、日本では化粧品に使うのを認められていない成分が含まれていることもあるからです。オーガニックだから安心、有名化粧品メーカーだから大丈夫、と判断してしまう前に、海外コスメの成分や選び方について学んでみませんか?

海外コスメには日本で認められていない成分も

海外コスメには、日本で認められていない成分が使われていることがあることを知っていますか?例えば、発がん性が高いと言われる「ホルムアルデヒド」や、毒劇物取締法において劇物とされている「メタノール」などです。このように、現地の国では医薬成分として認められていても、日本の薬事法では認められていない成分が海外コスメに含まれていることもあるのです。

それは日本に輸入されている海外製品であっても同じです。日本人が輸入販売しているのだからきっとそんなに悪い成分は含まれてはいないだろうと、一概に安心はできないのです。

日本では認められていない危険な成分例

  • ホルムアルデヒド
  • メタノール
  • 赤色40号
  • ハイドロキノンモノベンジルエーテル
  • 過酸化水素

海外コスメの選び方と使い方

とはいえ、日常的に海外コスメに出逢うシーンはたくさんあります。店頭やネットショップ、雑誌などで良さそうな海外コスメを見つけたときや、友人から海外旅行のお土産としてもらったときなどには、次のようなことに気をつけると良いでしょう。まずは、実際に買う前や使う前に、必ず成分を確認します。上で紹介したような、日本では認められていない危険な成分が一つでも含まれていればアウトです。もし、化粧品のパッケージに日本語での成分表示がなかったり、公式ホームページなどにも記載がないような場合には、使うのを避けましょう。

また、日本の化粧品にも含まれることのある、合成防腐剤や合成界面活性剤、合成油、鉱物油、タール色素などが入っているものも、なるべく避けるようにしましょう。このような基準をクリアして、良さそうな海外コスメに出逢えた場合も、まずはパッチテストを行い、肌トラブルが起きないかを事前に入念にチェックすることをおすすめします。

海外オーガニックコスメの選び方

海外コスメの中には、質の高いオーガニックコスメもあります。海外コスメでも、肌に良いものを的確に選ぶことができたら良いですよね。そこで、海外オーガニックコスメの選び方をご紹介しましょう。

海外オーガニックコスメ選びのチェックポイント

  • オーガニック認証マークは付いているか
  • きちんとした認定機関によってオーガニック認定がされているか
  • 配合されている植物がすべて記されているか
  • 全成分が記されており、有害なものは入っていないか
  • オーガニック植物成分の割合はどれくらいか?

一口にオーガニックコスメと言っても、オーガニック植物の成分はほんのわずかで、他はほとんど合成化学物質だった、ということもありうるのです。つまり、きちんとした認定機関によるオーガニック認証を受けており、全体的にオーガニック成分の割合が高いコスメを選ぶのがもっとも大事なポイントだと言えるのです。ぜひ実際に選ぶときに気を付けてみてください。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座