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もうベタつかない!夏の保湿ケアのコツ

更新日:2016.12.09
公開日:2013.07.24
ドクター画像
この記事の監修者
赤須医院 院長 赤須玲子

夏場は肌表面が潤い、お肌の乾燥を気にしなくていいと思われがちですが、インナードライになっているケースもあるのです。ここではドクター監修の記事で、夏場に有効な乾燥肌の保湿ケアやベタつかないコツを解説します。

乾燥肌の方にとって、夏は何かと苦労する季節です。お肌の内部が乾燥する、いわゆる「インナードライ」を引き起こしやすいからです。夏場に気になってしまうのはベタつき。夏の乾燥対策としてベタつかない保湿成分を選んだり、ベタつかない使い方をすることがとても大切です。夏に上手におこなうスキンケアのポイントをご紹介します。

乾燥肌の夏の保湿ケア-インナードライ-

夏場の乾燥肌は、冬と比べて汗や皮脂の分泌が活発で、なんとなくいつもより潤っているような感覚に陥りやすいところがあります。しかし、そのお肌の表面にアブラが浮いていることはありませんか?表面がテカっていても、内側はカラカラに乾燥してしまっているのが夏の乾燥肌の特徴です。オフィスも自宅もエアコンのせいで湿度が低くなっています。おまけに、あぶら取り紙を何回も使ったり、洗顔のしすぎでますますインナードライを進行させてしまっているのです。インナードライが疑われる場合には、ふさわしい対策をおこないましょう。

インナードライケア方法

インナードライ肌には、洗顔と保湿にポイントがあります。まず洗顔料は、洗浄力の強いものはNGです。お肌の必要な油分まで取り除いてしまうからです。洗顔料はたっぷりの泡でやさしく包みこむように洗いましょう。そして、水分を補給するために、アミノ酸などの水溶性成分を含んだ化粧水や、セラミドを配合した保湿力の高い美容液がおすすめです。クリームは使用してもよいですが、油分の少ないものを選ぶようにしましょう。

これでベタつかない!乾燥肌向けケア方法

夏場にスキンケアをしていると、どうしてもベタつきが気になってしまいます。皮脂の分泌の多い時期は、オイル分が少ない化粧水や美容液を使うのがよいでしょう。今までしっとりタイプの化粧水を使っていた方は、さっぱりタイプの化粧水に変えてみるのもおすすめです。化粧水だけでもの足りなさを感じた時は美容液を適量補うのがよいでしょう。

ベタつかない!乳液やクリームの上手なつけ方

ベタつくのが苦手で乳液やクリームをつけられないという方は、ぜひこの方法で試してみてください。まずは乳液を、小指の爪くらいの量手に取り、両手の平を合わせながら手全体に薄くのばします。そして手で顔全体を包みこむように数秒間押さえ、乳液がまんべんなく行き渡るようにゆっくりなじませます。乳液は手の中で温まることによってお肌に浸透しやすくなり、ベタつきを感じにくくなります。ポイントは最初からたくさんつけないことです。物足りなさが残る場合には、クリームを少量重ねてつけてもかまいません。ただし、頬などの乾燥しやすい部分だけにしましょう。

スキンケアのタイミング

夏場は特にスキンケアのタイミングと手順が大事になります。まず、洗顔後はお肌がもっとも乾燥しやすい状態です。水分が蒸発する前に、たっぷりの化粧水を顔全体につけましょう。コットンなどに含ませてパッティングしても良いですが、強くこするとお肌を刺激する原因になります。手の平にたっぷり含ませておさえこむように浸透させるのがよいでしょう。化粧水のあと、1.2分待ってから乳液を使ってください。お肌にしっかり水分が浸透してから補うのがポイントです。夏場はクリームが重く感じます。つっぱり感を感じなければ重ねて使う必要はありません。保湿は大切ですが、与えすぎはニキビなどの原因になりますので気をつけましょう。

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