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オーガニックコスメの種類や役割について

更新日:2016.12.09
公開日:2013.08.16
ドクター画像
この記事の監修者
千春皮フ科クリニック 院長 渡邊千春

肌自らがうるおう機能をサポートするオーガニックコスメは、使い続けることで肌本来の働きを取り戻してくれると言われています。ではどのようなアイテムがあるのでしょうか。ここではドクター監修の記事でオーガニックコスメの種類について解説します。

スキンケアに力を入れている人から高い支持を得ているオーガニックコスメ。使ってすぐに良さを実感できるわけではありませんが、長く使うことでその良さや質の高さを実感することができることが魅力のようです。

というのも、オーガニックコスメはカサカサしている肌をうるおわせたり、シワやシミをなくしたりという“対処”よりも、肌自らが調子よく機能するように整えていくサポートを得意とするからです。長期的に考えると、肌を育てるオーガニックコスメの方が効果的と考えられますが、一体どんなアイテムがあるのでしょうか。

オーガニックコスメの種類

オーガニックコスメというと、数年前までは化粧水や植物油を用いたクリームなど、一部のアイテムしかありませんでした。最近ではメーカーやブランドにもよりますが、クレンジング、洗顔料、化粧水、クリーム、乳液、オイルなど、基本的なアイテムも揃っていて、基礎化粧品をすべてオーガニックにすることも可能です。

また、化粧下地、パウダー、アイシャドーといったメーキャップアイテムもあります。ケミカルコスメでは、発色にはタール色素などの合成着色料が多く使われます。これに対して、オーガニックコスメに使われる着色料はすべて天然素材。天然乾燥させた花びらのパウダーや、

自身の肌の状態、コスメとの相性、必要とするカバー力や発色によって使い分けるようにするといいでしょう。

オーガニックコスメの役割

これは体の不調に例えると分かりやすいでしょう。「腰が痛い」といって、湿布を貼ることで“対処”することができます。しかしそれは一時的なことで、腰が痛くなる根本的な原因を解決しない限り、再び腰は痛くなってしまうのです。それが慢性化すれば、どんどんと治りにくくなってしまいます。

これと同じで、肌の調子が悪いときにケミカルコスメで症状を緩和しようと“対処”することができます。けれど、肌の調子が悪くなる根本的な原因を解決しない限り、再び肌の調子は悪くなってしまうのです。そこで活躍してくれるのがオーガニックコスメ。

オーガニックコスメは「肌にやさしいけど、効果はイマイチ?」と思っている方が多いかもしれませんが、それは違います。植物は人が作り出せない抗酸化物質をたっぷりと含んでいて、それを使用したオーガニックコスメは効果がイマイチどころか、高いエイジング効果が期待できるのです。

肌の調子を根本から底上げしてくれるオーガニックコスメ

即効性には欠けますが、肌の調子を根本から底上げしてくれるオーガニックコスメ。最近ではエイジングケアや美白に力をいれたオーガニックコスメも多く出ています。メラニンが原因となるシミや日焼け、色素沈着にも大きな期待が寄せられています。というのも、メラニン色素の沈着にアプローチしながら肌を整えてくれるのが植物の力だから。厳しい環境を生き抜いている植物が持つパワーは、私たちが想像する以上に強く高い効果を発揮してくれるのです。

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