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角質ケアの正しい方法!顔とかかとで同じ方法でいいの?

更新日:2018.01.11
公開日:2013.08.30
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この記事の監修者
千春皮フ科クリニック 院長 渡邊千春

角質ケアで気をつけなくてはいけないのが、必要な角質まで落としてしまうこと。体の部位によって皮膚の厚さが違うため、ケア方法も様々です。そのためケアを間違えてしまうと、余計に症状が悪化してしまうこともあるのです。

角質ケアをする前に、まず皆さんに知ってもらいたいのは「角質は肌に必要なもの」ということです。正しい角質ケアとは、むやみに角質をとってしまうのではなく、あくまで余分な角質を取り除くこと。

しかし、多くの方が「角質をごっそり落としてスッキリしたい!」という意識が先行してしまい、過剰な角質ケアをしてしまいます。そして、それが原因で肌を傷めたり肌トラブルを引き起こしてしまうことがたくさんあります。

間違った角質ケアをしてしまわないためにも、ここでは正しい角質ケアについての解説をしていきますので、しっかり押さえておきましょう。

角質の役割とガサガサかかとになる理由

肌はターンオーバーというサイクル活動により、常に皮膚の奥から新しい細胞が生まれ、少しずつ肌の表面へと押し上げられていきます。やがて角質層に到達すると、アカなどと一緒に自然とはがれ落ちていきます。

このターンオーバーが正常に働いていれば、キレイな肌をキープできることはもちろん、角質層の皮膚は、外部の刺激から守ってくれる重要な役割を果たします。つまり、角質はお肌にとって必要な存在なのです。

しかし、角質がはがれることなく残ってしまうと、角質層はどんどん厚くなっていき、カサカサになってしまいます。特にヒジやヒザ、かかとなどの皮膚が乾燥して角質が厚くなってしまいます。古い角質が蓄積してしまうと、肌の透明感がなくなり、皮膚がガサガサになり硬くなってしまいます。

身体の部位別・角質ケアの方法

ボディ全般
ヒジやヒザなど、自分ででき角質ケアとして、まず乾燥させないようにすることが大切。ガサガサになった角質をやわらかくほぐしてあげます。足の裏やかかとは、入浴後など、角質がやわらかくなった時に、軽石や足裏専用のやすりを使います。
顔とその周辺
皮膚のやわらかい顔まわりの角質ケアには、ピーリングがあります。石鹸やジェルなどいろんなタイプがありますが、どれも溜まった古い角質を落とし、ターンオーバーを正常に整えるのが目的です。

シェービングも角質ケア効果が期待できる

カミソリで顔を毛をシェービングするのと同時に、溜まった角質のケアをすることができます。しかし、自分でやるケアでは、どうしても角質を落としすぎてしまったり、キレイにできなかったりすることもあるので注意が必要です。

最近では、エステサロンなどのメニューでもシェービングが扱われています。免許を持ったプロによるシェービング技術で、うぶ毛と角質を除去します。ムダな角質を除去できれば、肌に透明感が出たり、お化粧のノリもぐっとよくなることが期待できます。

間違った角質ケアは角質がたまる原因に

角質が蓄積してしまう主な原因は、肌の摩擦や乾燥にあります。間違ったケアや過剰なケアは、肌に負担を与えてしまい、乾燥を招いてしまいます。これにより、余計にターンオーバーが乱れて、角質は溜まる一方です。くれぐれも必要な角質をとってしまわないよう、気をつけて行うことが大切です。

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