ニキビの予防と対策
ニキビ予防に効果のあるオススメの洗顔料
更新日:2017/08/07 公開日:2013/09/03
この記事の監修ドクター
スキンケア大学参画ドクター
乾燥、テカリ、毛穴の開き、ハリ不足・・・お肌には色々な悩みがありますが、最も女性達を悩ませる症状のひとつが“ニキビ”ではないでしょうか。
ニキビができてしまったら、跡にならないように、まさしく“腫れものに触る”ようにケアして早く治すことが重要。しかし、一度できてしまうと繰り返してしまうことが多いため、予防することが最も重要です。ここでは、ニキビ予防におすすめできる弱アルカリ性の洗顔料について解説します。
ニキビの予防には弱アルカリ性の洗顔料がオススメ
弱アルカリ性の洗顔料について解説する前に、繰り返してニキビができてしまう理由を説明します。
まず、ニキビができる原因は、何らかの原因で毛穴が詰まることです。毛穴が詰まると、毛穴の中に菌が繁殖しやすくなり、炎症を起こして赤く腫れてしまいます。
では、なぜ毛穴がつまるのでしょうか。
その原因のひとつとして、肌のターンオーバーがうまくいかず、不要な角質が蓄積して毛穴がつまりやすくなることが挙げられます。他の原因としては、お肌の乾燥によって皮脂が過剰に分泌され、毛穴がつまりやすくなることも考えられます。
毛穴がつまりやすくなる根本的な原因は違うものの、毛穴がつまることがニキビの原因なのは同じです。そのため、毛穴が詰まらないようにするケアはニキビ予防にとても重要。そして、毛穴を清潔に保つために、弱アルカリ性の洗顔料を使うのがおすすめなのです。
弱アルカリ性洗顔料のニキビ予防効果
テレビのコマーシャルで“弱酸性”という言葉をよく耳にすることから、「なんとなく弱酸性の方が肌によさそう」と感じている方は多いのではないでしょうか。
私たちの肌の表面は確かに弱酸性なので、お肌に近いという観点からすると、弱酸性がよさそうです。ただし、肌のペーハーに近く、マイルドな洗い心地というのは、乾燥肌や敏感肌の人には利点があるものの、ニキビ予防という観点からすると、「汚れ落ちがそれほど良くない」という弱点があります。
汚れを落とすという観点からすると、弱アルカリ性の洗顔料の方が優れています。ニキビの原因は、「余分な皮膚や皮脂で毛穴を詰まらせていることが直接の原因」とお伝えしましたが、弱酸性では洗いあがりがやさしいため、毛穴をつまらせる汚れを落としきれない可能性があります。
そのため、弱アルカリ性の洗顔料でしっかりと余分な汚れを落とすほうが望ましいのです。
ニキビを予防するオススメの洗顔方法
「しっかりと汚れを落とす弱アルカリ性の洗顔料って、肌に刺激が強すぎたりしない?」と疑問に思うかもしれませんが、結論から言うとそんなに不安に思うことはありません。なぜなら、皮膚はアルカリ性に傾いても、しばらくするとまた元の弱酸性に戻ります。また、化粧水の多くは弱酸性なので、化粧水をつければ、すぐにお肌は弱酸性に戻ります。
ニキビを予防するためには、まずはしっかりと汚れを落とすことが大切です。メーク、皮脂、角質、ホコリ…お肌は私たちが想像する以上に汚れているので、1日の終わりには、弱アルカリ性の洗顔料でしっかり汚れを落とし、清潔になったお肌をしっかり保湿しましょう。
あわせて読みたい
ニキビの予防と対策
-
ニキビの原因とできる場所とは?ニキビができたときのケアと対策
-
ニキビ跡の種類と原因、対処法は?スキンケアで改善できる?
-
大人ニキビの治し方
-
ストレスなどによる大人ニキビを引き起こす原因と治し方
-
ニキビが治らないのは
-
ニキビは潰した方が早く治る?潰した時の正しい対処法
-
ニキビを予防するには
-
ニキビを早く治すための治療方法
-
皮膚科で処方されるニキビ治療の薬とは
-
ニキビに歯磨き粉や目薬を塗ると本当に治るのか
-
医師に聞く!ベビーパウダーでニキビ・ニキビ跡が治るって本当?
-
ニキビに効く食事とニキビ予防につながる栄養素
-
ニキビを潰してはダメな理由とおすすめの治療方法
-
色素沈着を起こしたニキビ跡ができる原因と治療方法
-
ビタミン不足とニキビの関係とは
-
かんたんチェック
「働く女子の肌荒れ危険度」セルフチェック
-
かんたんチェック
「貧乳」危険度チェック
-
-
-
-