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鼻にできたニキビを皮膚科で治療する方法

更新日:2017.08.10
公開日:2013.10.17
ドクター画像
この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

一度鼻ニキビができてしまったら、皮膚科ではどのような治療がされるのでしょうか。ここではドクター監修の記事で、鼻にできるニキビの皮膚科での治療方法について解説します。

鼻のニキビの原因は、皮脂の分泌が多いことが一番に考えられています。また、毛穴そのものの深度が深いことも、毛穴に皮脂や汚れがつまりやすい原因の一つです。ここでは、鼻ニキビの原因と特徴、皮膚科での治療について見てみましょう。

皮膚科で鼻のニキビを治療する方法

鼻にできてしまったニキビには、皮膚科においてさまざまな治療法があります。たとえば、ケミカルピーリングやビタミンCイオン導入は、鼻ニキビの治療の際に多く取り入れられています。ケミカルピーリングとは、蓄積された古い角質を溶かして、余分な角質を取り除く方法です。これにより、毛穴や皮脂のつまりが改善し皮脂の分泌がスムーズになります。また、肌のターンオーバーが正常化することにより、ニキビの出来にくい肌質になります。

ピーリングには、ピーリング剤を用いますが、このピーリング剤に含まれている酸により、毛包部のアクネ菌が殺菌され、炎症が抑えられます。ニキビが炎症している場合には、沈静させることができます。ピーリング剤には、グリコール酸などが使われます。グリコール酸とはフルーツ酸の一種で、水に溶けやすい物質です。人の肌にも微量に含まれ、サトウキビにもふくまれている天然の素材なので安心といえるでしょう。

また、ビタミンCイオン導入は、イオン導入という方法で効果的にビタミンCを肌に浸透させる方法です。ビタミンCには、抗酸化作用があるため、鼻によくできる黒ニキビへの効果が期待できます。

黒ニキビは、分泌された皮脂が正常に排出されず、毛穴の表面で酸化している状態です。この酸化状態に対して、ビタミンCを導入することで抗酸化を促します。また、ビタミンCには、免疫力を高めて赤にきびを早く治したり、メラニンの生成を抑えて色素沈着を防いだりといった作用も期待できます。

鼻ニキビの治療と予防効果がある治療法

鼻ニキビに対して、皮脂腺凝固法という治療がされることがあります。皮脂腺凝固法とは、皮脂腺を特殊な絶縁電気針で凝固し、永久に皮脂を出せないようにする方法です。凝固された皮脂腺は、小さなコラーゲンとなって、二度と皮脂を作ることはありません。

特に皮脂腺の多いTゾーンや鼻に最適な方法であり、鼻の黒ずみも除去されるので、まだニキビになっていない部分についても、予防することができます。

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