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美白に効果的な食べ物で内側から美肌を目指すには

更新日:2017.12.15
公開日:2014.07.03
ドクター画像
この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

美白を目指してケアしている方は多いもの。そして、肌のためには日々の食生活も重要です。ここでは、ドクター監修の記事で、美白に効果的な食べ物について、ご紹介しています。

そもそも美白とは?

スキンケアを語る上で、頻繁に登場してくる「美白」というワード。多くの女性が「透き通るような白い肌」に憧れ、「美白」を目指してケアしますが、そもそも美白とはどういう状態なのでしょうか。私たちが「美白」を手に入れるために使用する化粧品や医薬部外品は、薬事法の規定に沿った表記がなされます。

しかし、実はこの「美白」という字句は薬事法では認証・許可されていません。黒い肌が白くなるかのような誤解を招かないために、「美白」という字句を使用する際は、「メラニン色素の生成を抑えることにより日焼けを起こしにくい」あるいは「メークアップ効果により肌を白く見せる」旨の記載が必要となります。つまり、「美白」とは、肌を白く変えるというよりは、日焼けを予防する、色素の沈着を予防するといったニュアンスが強いのです。

こちらでは、ちょっと目線を変えて、美白に効果が期待される食べ物をご紹介していきます。内面からのアプローチとして、ぜひ参考にしてみてください。

内側からの美白によいとされる栄養素

美白を目指すなら、外からのスキンケアに加え、内側からのケアも重要です。美白によいとされる栄養素は以下の通りです。

ビタミンA

含まれる食品:鶏レバー、にんじん、ホウレンソウ、うなぎなど
肌の潤いを保ち、ターンオーバーを促します。抗酸化作用もあり肌や粘膜を強くする働きもあります。

βカロテン

含まれる食品:にんじん、かぼちゃ、ホウレンソウ、柑橘類など
体内で、ビタミンAと同様の作用をします。

ビタミンB2

含まれる食品:鶏レバー、卵、乳製品、うなぎ、納豆など
肌のターンオーバーを促します。

ビタミンC

含まれる食品:ブロッコリー、レモン、いちご、パセリなど
コラーゲンの生成を促し、メラニンの沈着の抑制に働きます。抗酸化作用もあり肌や粘膜を強くする働きもあります。

ビタミンE

含まれる食品:ごま、ししゃも、いわし、アーモンドなど
抗酸化作用があり肌や粘膜を強くする働きがあります。

亜鉛、セレン

含まれる食品:いわし、カキ、うなぎ、わかさぎなど
肌のターンオーバーを促します。抗酸化作用もあり肌や粘膜を強くする働きもあります。

美白・美肌のための食事

上記の通り、美白によいとされる栄養素は多々ありますが、バランスのよい食事をとることが大前提です。美白によいからと、ビタミンばかり摂取しても意味がありません。炭水化物・タンパク質・脂質といった栄養素をバランスよく摂取した上で、上記の栄養素の中で不足しがちなものがあれば意識的に補うというくらいがよいでしょう。

また、ビタミン類は調理法や組み合わせによって、容易に破壊されてしまったり、吸収率も大きく変化します。例えば、ビタミンCは熱に弱く、水に溶け出しやすいため、いちごなどの果物ならそのままの形で摂取するとよいでしょう。一方、βカロテンは熱に強く脂溶性なので、吸収率の高まる油炒めがオススメです。

ビタミンB2は熱には強いですが、水溶性のため、味噌汁やスープなどの汁ものに入れると効率的です。美白ケアの一助として、食生活からのアプローチもぜひとり入れてみてください。

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