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敏感肌のメイク術(3)化粧下地の使い方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.01.31
ドクター画像
この記事の監修者
白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック 院長 竹中ちひろ

刺激に弱い敏感肌は、メイクをする際にも色々と注意が必要。メイクのプロであるメイクアップアーティストが、敏感肌も多いモデルなどへの豊富なメイク経験を基に、敏感肌が綺麗にメイクを仕上げる化粧下地の使い方を伝授します。内容は医学面からドクターが監修しているので、敏感肌の方も安心してご実施いただけます。

化粧下地の塗り方

化粧下地、または化粧下地とコントロールカラーの効果が一緒になっているものを使用する場合は、当たり前ですが、顔全体に使用します。以下の手順つけていきましょう。

(1)おでこ、頬、鼻筋、顎にのせる

(2)外側にむかって薄くのばす

化粧下地はファンデーションが綺麗に仕上がるかどうかを決めるポイントになります。丁寧に均一に薄くのばしましょう。

この時に、絶対に強くこすってはいけません。優しく丁寧に伸ばすことを常に心がけてください。

普通肌の方でも過度な摩擦により乾燥肌や敏感肌を招く場合もありますので、敏感肌の方に摩擦はさらに良くないですよね!

化粧下地の段階でムラがあると、ファンデーションもムラになりやすく、化粧崩れの原因にもなります。

使用量は適量を守りましょう!

化粧下地で保湿効果があるものでも、「乾燥しにくい」というだけで、「保湿する」という意味ではありません。

塗り過ぎは角質層に悪影響を与える可能性がありますので、ベタベタと化粧下地を塗るのはNGです。化粧下地は、保湿成分が入っていても、使用する分量に気をつけて使いましょう。

「これだけ?」と思うくらいの分量でOK

肌にのせてのばす時は、多くつけずぎないよう、ごく少量を薄くのばすようにしましょう。その際は、お肌をこすってしまわないように注意してください。

つけすぎてしまった場合は落ち着くまで時間を置く

塗りすぎてしまった場合は、少し肌に馴染んで落ち着くまで時間を置きましょう。

ティッシュオフをしても構いませんが、ティッシュオフで過度に潤いが取られてしまうと、せっかくスキンケアから丁寧に行ってきた工程が無駄なりかねません。また、一歩間違うと、摩擦が生じ、お肌にダメージを与える可能性があります。

どうしてもの場合のみ軽くオフします。

摩擦でお肌が赤くなった場合の対処法

摩擦によってお肌に赤みが出てしまった場合も落ち着くまで少し時間を置きましょう。

化粧品が合わず、「全くこすっていないのに赤くなってひりひりする!」という場合はすぐに落としたほうが良いですが、「摩擦により赤みが出てしまった!」という場合は、どうにかしようと拭いたり、あわててクレンジングをしてしまうと逆効果です。

少し時間を置いて、刺激を与えないよう注意して下さい。

日焼け止めやコントロールカラーと化粧下地を別に塗る場合

下地を塗ってから日焼け止めを

日焼け止めを使いたい場合は、化粧下地をつけた後に日焼け止めを使用します。

日焼け止めは塗りすぎると乾燥を招く場合が多いので、少量を薄くのばしましょう。

コントロールカラーを単品で使う場合の注意点

化粧下地とコントロールカラーを別に使用する場合は、化粧下地は上記と同様に先に肌に薄くのばし、コントロールカラーは後から部分的に使用します。

化粧下地とコントロールカラーが一緒になっているものに比べ、コントロールカラー単品だと肌の色味をカバーする力が強いので、顔全体に塗ってしまうと大変なことになります。逆に肌色が悪く見えたりしてしまうので、気をつけて使いましょう。

直接顔につけると量が多い場合があるので、まずは手の甲に少量取り、指で馴染ませて確認してから顔に付けます。

肌色をカバーしたい部分にのみのせたら、指でトントンと叩き込みながら馴染ませます。

もちろん、化粧下地とコントロールカラーが一緒になっているものを使用した後にコントロールカラーをさらに上から部分的に使用しても構わないですが、日常生活をする上では、そこまでしなくても十分なカバー力を感じるかと思います。

どうしても気になる方のみご使用ください。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

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