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アンダーヘアの正しい7つの処理方法|自分でお手入れするメリット・デメリット

更新日:2018.07.23
公開日:2014.04.01
ドクター画像
この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

なかなか人に相談できないアンダーヘアの処理方法。間違った方法で行うと、黒ずみや肌荒れなどを発生させてしまいます。ここでは、アンダーヘアの処理方法の種類や、それぞれの処理方法のメリットデメリット、注意点などを、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

笑顔で微笑む若い女性

欧米では常識のアンダーヘアの処理。日本でも、美意識が高い女性は処理を施しています。しかし、間違った処理は、デリケートゾーンの黒ずみや肌荒れ、毛が皮膚の外に出られずブツブツになる埋没毛など、あらゆるトラブルの原因となります。

アンダーヘアの正しい処理方法を学び、アンダーヘアを美しく処理すると同時に、トラブルを未然に防ぎましょう。

アンダーヘアの処理方法とは

アンダーヘアの処理方法は、大きく分けると、

  • 自宅でのセルフ処理
  • 皮膚科
  • 脱毛サロン

で行う方法に分かれます。

自宅での処理としては、

  • カミソリやシェーバーで剃る
  • ピンセットなどで抜く
  • 除毛クリームやワックスでの除去
  • 家庭用脱毛器
  • セルフ・ブラジリアンワックス
  • ヒートカッター

での熱処理などが一般的です。

セルフ処理には自信がないけれどキレイに処理したいという方は、

  • 脱毛サロン
  • ブラジリアンワックス
  • 医療レーザー
  • 光脱毛

などがおすすめです。

アンダーヘアの正しい7つの処理方法とメリット・デメリット

仕上がりの美しさや肌への負担を考えると脱毛では、レーザー脱毛や光脱毛がおすすめの方法といえるでしょう。

長さの調整では、毛先が水着や下着から突き抜けにくいという点からも、ヒートカッターがアンダーヘアの処理に適しています。

コストや手軽さという観点も加味して、自分に適した方法を選ぶには、それぞれの処理方法の特徴やメリット、デメリットをしっかり理解する必要があります。

主な処理方法によるメリットやデメリット、注意点を以下に説明します。

カミソリ・シェーバーで毛を剃る

カミソリやシェーバーで剃るという行為は、頻繁に行わないといけないため、肌への負担が大きくなります。そのため、アフターケアも念入りにすることが必要不可欠です。

メリット
  • 手軽で簡単
  • 一度に広範囲を処理できる
  • コストが安い
デメリット
  • すぐに毛が生えてくる
  • 伸びてきた毛先がチクチクする
  • 肌への負担が大きく、角質をはがしてしまう
  • カミソリ負けをしてしまうことがある
  • 頻繁に処理をすることで、色素沈着などの肌トラブルを誘発することがある

毛抜きやワックスで毛を抜く

処理する頻度が少なくて済みますが、処理時の痛みや肌へのダメージが大きいのが毛を抜く処理の特徴です。

特に、埋没毛は抜く処理をした場合に頻発するトラブルで、一旦発生すると自宅ケアではなかなか治すことができないため、注意が必要です。

メリット
  • 毛根からひき抜くので、毛が伸びてくるまでの期間が長い
  • 伸びてきた後のチクチク感が少ない
デメリット
  • 毛をひき抜く際に痛みが大きい
  • 皮膚へのダメージが大きく、「埋没毛」を引き起こすことがある
  • 毛抜きで1本1本抜く場合は、時間がかかる

除毛クリームで脱毛する

クリーム状あるいはムース状の除毛剤を脱毛したい部分に塗り、洗い流す処理です。除毛クリームは、毛を溶かす作用のある強い薬剤のため、塗った部分の肌にも大きなダメージが加わります。また、デリケートゾーンは粘膜の近くなので塗るのは控えましょう。

メリット
  • 塗るだけなので、手軽
  • カミソリのように切り傷を作ってしまう心配がない
  • 一度に広範囲を処理できる
デメリット
  • 肌にダメージが加わる
  • 薬剤にかぶれたり、アレルギー症状が発生することがある
  • 表面の毛を溶かすだけなので、すぐに生えてきてしまう
  • 刺激の強い薬剤のため、粘膜部分には基本的に使用不可
  • アンダーヘアのような、太くて硬い毛よりも産毛の方が向いている

熱線により毛をカットするヒートカッター

熱線によりアンダーヘアをカットする方法で、カッターの形は櫛(くし)型タイプが主流です。

メリット
  • 切断面が丸くなるため、チクチク感が少ない
  • 簡単に処理ができる
  • 肌への負担がない
デメリット
  • 切るだけなので、毛自体をなくすことはできない

ワックスシートで脱毛する

ブラジリアンワックスなど、粘着力のある脱毛用のワックス剤を塗った後、ワックスと一緒に毛根から脱毛する方法です。

メリット
  • 広範囲の脱毛が可能
デメリット
  • 毛を引き抜く処理と同様、痛みや肌へのダメージが大きい
  • 毛が皮膚の中で成長する「埋没毛」を引き起こすことがある

美容皮膚科など専門クリニックで処理するレーザー脱毛

主に美容皮膚科などのクリニックで行われる脱毛方法です。

メリット
  • 医療レーザー脱毛の場合、ほぼ永久的に生えてこない(個人差はある)
  • 毛のメラニン色素にのみ反応するので、皮膚へのダメージが少ない
  • 自分では処理しにくいところを確実に処理可能
デメリット
  • アンダーヘアのような太い毛だと、レーザー照射時に痛みが強い
  • コストがかかる
  • 2~3か月程度ごとに、3~6回ほど通わなければいけない

エステやサロンで行う光脱毛

主にエステティックサロンや脱毛サロンで行われる脱毛方法です。

メリット
  • 皮膚へのダメージが少ない
  • 自分では処理しにくいところを確実に処理可能
  • レーザーよりも痛みが少ない
デメリット
  • レーザーと比較すると、処理した毛が再生しやすい
  • レーザーよりも頻繁に通わなければならないことが多い

アンダーヘアを自分でお手入れするときの注意

以上のように、アンダーヘアの処理方法も特徴もさまざまです。

安全性や皮膚への負担、仕上がりの美しさという点では、すでにご説明した通り、

  • レーザー脱毛
  • 光脱毛
  • ヒートカッター

による処理がおすすめです。

アンダーヘアのお手入れは、形を整え、下着や水着からヘアがはみ出ないことも大切ですが、清潔で快適に過ごせるためという理由もあります。美容面だけでなく、衛生面からもアンダーヘアのお手入れをするように心がけましょう。

また、自己処理を行う場合は、デメリットやリスクをしっかり理解したうえで、適切に行うようにしてください。

※アンダーヘアを含めたカラダの身だしなみ、カンペキですか?『女性の夜の身だしなみチェック』で確認してみましょう!

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