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皮膚疾患・粘膜の病気

扁平苔癬の原因・症状・治療法

更新日:2017/10/27 公開日:2014/05/03

この病気・症状の初診に向いている科
皮膚科

身体や口内にかゆみを伴う発疹ができたときには、扁平苔癬(へんぺいたいせん)の可能性があります。特徴と原因、治療法について詳しく解説します。

 

 

扁平苔癬の症状と特徴

扁平苔癬は、かゆみをともなう発疹が皮膚や口にできる病気です。発疹は暗い赤紫色をしているのが特徴です。平たく盛り上がっていて、表面がなめらかになっており、しかも境目がはっきりしています[1][2]。

ほとんどの場合、発疹は身体の両側に現れます。主に手の甲、前腕・下腿、陰部、口内に現れます。顔面に生じることはあまりありませんが、頭部に生じると脱毛を引き起こす原因となります[1][2]。

扁平苔癬の原因

扁平苔癬の原因は詳しく解明されていません。しかし、特定のリンパ球が皮膚の細胞にダメージを与えて発症すると考えられています。C型肝炎ウイルスとの関連も知られています。

また薬剤が原因で、扁平苔癬に似た症状が現れることがあります。その場合は薬疹と判断されます。

扁平苔癬の治療法

扁平苔癬のほとんどは特別な治療をしなくても治り、通常1年から2年で症状は消えます。しかし、口内の扁平苔癬が長引くと、口腔癌のリスクを高めると知られています[1][2]。

治療法としては、主にステロイド外用薬が使われます。このほか抗ヒスタミン薬や保湿剤を塗布したり、紫外線を照射したりすることもあります[1][2]。

口内に扁平苔癬が発生して、痛みのために食事ができない場合には、麻酔薬を含んだ液剤で口内をゆすぎ、痛みをおさえます[2]。

いずれも、専門のドクターに相談をしながら、根気よく治療を進めていくことが大切です。

参考文献

  1. [1]デニス・L・カスパーほか編. ハリソン内科学 第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル 2016; 2438
  2. [2]MedlinePlus. "Lichen planus" NIH. https://medlineplus.gov/ency/article/000867.htm(参照2017-10-10)

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