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20代のほうれい線(法令線)の原因と解消法

更新日:2016.12.09
公開日:2014.05.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

ほうれい線は加齢だけで起こるものではありません。様々な理由で起こります。そのため最近では20代の方でもほうれい線に悩む人が増えてきています。ドクター監修の元にその原因と対策をご説明します。

20代のほうれい線(法令線)の原因と解消法

ほうれい線ができてしまうと、今までとは違って格段に老けて見られます。このほうれい線は、最近では年齢にかかわらず、実は20代でも悩みを抱える人が増えています。

その原因はいったい何なのでしょうか。

20代ほうれい線の原因

20代でもほうれい線が気になって悩んでいる方が増えてきていますが、その要因としてはさまざまなものがあげられます。

(1)紫外線による肌の老化

まずは紫外線ですが、紫外線に当たることで肌の老化が促進されてしまいます。紫外線は外的要因で、自分だけの努力で減らすことはできません。そのため、紫外線対策をしっかりと施すことが、これらの影響を少なくする対策と言えるでしょう。

夏の紫外線対策も大切なのですが、紫外線が増えてくる時期のピークは実は5月です。春先からしっかりと対策を行っておく必要があるのです。

(2)食生活の変化

食生活が欧米化に近づいているために、今までは見られなかったアレルギーやアトピー性皮膚炎などの病状が若年層に増えてきています。食べやすくおいしいことを優先した食生活になっているために、栄養の偏りや良質のたんぱく質の摂取不足が起こっています。

また、硬い食べ物を食べないようになってきているために、口まわりの筋肉を使わなくなり、たるみが起こりやすくなっているのです。

(3)慢性の運動不足

自動車の多用やエスカレーターなどの使用により、運動不足に陥っています。運動不足は体内の血行不良を促し、老廃物がたまり、むくみの原因になります。また長時間のデスクワークは、ストレスを引き起こすのはもちろんのこと、体中のさまざまな場所の凝りや血行不良も招いてしまうのです。

(4)猫背の増加

パソコンによるデスクワークの時間が増えたため、楽な姿勢をとろうと腰の力を抜き、顔を前に出してしまいがちです。この姿勢が続くことにより、普段の生活でも猫背になっていきます。猫背の姿勢は顔を下に引っ張りますので、顔のたるみを助長しほうれい線をできやすくしてしまいます。

しかも、使われなくなった筋肉は退化していきますので、ますます楽な姿勢をとるために猫背になっていくという悪循環が生まれます。

ほうれい線予防の対策

まずは、普段の生活を見直してみてください。前記のようなほうれい線ができやすい生活をしていないでしょうか。

もし現在の自分の顔にほうれい線ができつつある危険性を感じているのでしたら、ほうれい線ができるような生活をしていないか振り返ってみてください。そして、まずそれを解消しましょう。

(1)食生活の改善

肌の保水力を守るためにも、たんぱく質をしっかりと摂取して肌のターンオーバーを正常に整えるようにしましょう。

魚介類には良質のたんぱく質とアルファ・リノレン酸が含まれています。欧米型の食生活でたんぱく質の摂取が肉ばかりになっている場合は特に注意して摂取しましょう。

また、発酵食品は古来から日本人の健康を支えてきた食材です。ねばねばヌルヌルの納豆や漬物、塩辛、味噌なども食べるようにしましょう。

硬いものも積極的に噛むようにし、噛むことによる満腹感を得られるようにして食事を摂ってください。

(2)運動不足解消

これまでほとんど運動をしていなかった場合、突然激しい運動を始めるのは大変なだけでなく、突発的な病気や事故を招く危険があります。まずは駅の階段の上り下りなど簡単にできることから始めて、運動不足を解消してください。ウォーキングで一駅歩くことや、デスクワークの合間に肩や首を回して血行を良くするのも効果的です。

(3)猫背の改善

長時間パソコンで作業しなければならない時は、椅子の腰の部分にクッションなどをあてて、正しい姿勢を保つように工夫しましょう。

オフィスでも仕事の合間にできる運動を取り入れて、肩が凝らないようにします。背筋を真っ直ぐにして肩甲骨を寄せたり、うんと伸ばしたりして、肩の凝りを解消し猫背にならないようにしてください。

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