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ニキビ跡の種類と効果的な化粧品の選び方

更新日:2018.09.27
公開日:2014.05.01
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この記事の監修者
スキンケア大学編集部

気になるニキビ跡の改善に効果が期待できる化粧品選びのポイントをご紹介。化粧品に配合されている有効な成分を、ニキビ跡の種類別に説明します。もちろん、すべての情報を皮膚科専門医が監修していますから、安心して化粧品選びの参考にしてください。

ニキビ跡を治したい!どのように化粧品を選ぶべき?

毎日使う身近な化粧品で、気になるニキビ跡を目立たなくすることができたら、こんなに嬉しいことはありません。化粧品は、薬と違い直接的な効果はありませんが、ニキビ跡に応じた適切な成分を含む化粧品を選ぶことで改善への手助けをすることができます。

ニキビ跡の種類と効果的な化粧品

色素沈着をおこしたニキビ跡には美白成分が効果的

メラニンによって色素沈着を起こし、茶色っぽいシミのようになったニキビ跡の場合には、美白成分を含んだ化粧水や美容液、クリームなどが有効です。

赤み、浅いクレータ状のニキビ跡にはピーリング化粧品が効果的

赤っぽいニキビ跡や真皮にまで及んだダメージによるクレーター状のニキビ跡(浅いもの)には、フルーツ酸などの肌の新陳代謝を活発にする成分が配合されたピーリング化粧品を使うと効果的です。これは、自然治癒をサポートすることで改善効果が期待できるためです。

しこり、深いクレーター状のニキビ跡は皮膚科で治療する

ダメージがかなり深部にまで達したことで起こるしこりやケロイド、深いクレーターのニキビ跡の場合は、自然治癒は難しいので、皮膚科専門医による治療を受けることになります。レーザーや光治療(フォトセラピー)、ダーマローラーなど、症状に応じたさまざまな治療方法があり、多くは治療後に腫れやかさぶたが治癒するまでのダウンタイムが必要になります。

腫れやかさぶたが治まるまでは肌のバリア機能が極端に低下している状態なので、日焼け止めクリームや帽子を使用するなど、紫外線対策をしっかり行いましょう。

ニキビ跡に効く美白化粧品の選び方

美白成分は、メラニンのどこに働きかけるかによっていくつかの種類に分けられます。たとえば、すでにできてしまった色素沈着を改善したいのか、それとも現在あるニキビの色素沈着を予防したいのか、あるいは両方の効果を求めるのかで選ぶ成分が違います。両方の効果を持つ成分もあるので、ニーズに合ったものを選びましょう。

メラニン抑制効果と還元効果をダブルで備えた成分

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン

抑制効果がある成分

  • トラネキサム酸
  • アルブチン
  • エラグ酸
  • ルシノール
  • カモミラET
  • コウジ酸

美白成分が配合された化粧品には、美白化粧水、美白美容液、美白乳液、美白クリームのほか、美白パックなどもあります。自分の肌の状態をチェックして、それぞれの化粧品のもつ効果を確認しながら必要に応じて使いましょう。

ニキビ跡をピーリング化粧品で治療する際の注意点

ピーリング化粧品は、肌表面の不必要な古い角質を人工的に取り除くことで、肌のターンオーバーを促します。化粧水やジェル、洗顔料などがあり、酸性のピーリング成分(主にグリコール酸やフルーツ酸などのAHAや、サリチル酸などのBHA)を含んでいます。

商品によってピーリング効果の強さが異なるので、使い方をしっかり把握したうえで使うようにしましょう。ニキビ跡を早く改善したいからといって、頻繁に使いすぎたりピーリングローションを長く肌に付けておいたりすると、肌にダメージを与える可能性があります。どのような化粧品を選べばよいか分からない場合は、一度皮膚科を受診し、医師に相談することをおすすめします。

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