アメリカ先住民が利用してきたハーブ
エキナセアはキク科の植物で、北米原産のハーブです。ハーブティーとして親しまれているほか、古くより傷や炎症、病気の治療にも用いられてきました。アメリカの先住民の間では、何にでも効く万能の薬として扱われていたようです。
もともとはアメリカの先住民が使用していたもので、かつては民間療法の一種という認識でした。その後、ハーブ先進国であるドイツで研究が進められた結果、エキナセアの効能は科学的にも実証されました。現在ドイツでは医薬品として扱われ、欧米諸国でもサプリメントとして広く流通しています。
エキナセアの主な成分は、多糖類やフラボノイド、たんぱく質などです。これらには免疫を高める働きがあるため、身体が本来もっているはずのバランスを保つ力を引き出してくれます。
エキナセアが生理前のニキビに効く理由
生理前のニキビにはさまざまな原因がありますが、共通しているのは肌本来の免疫力が衰えているという点です。ホルモンバランスが乱れたり、ストレスを溜めたりしやすい時期であるため、皮膚細胞の新陳代謝がうまくいかず、肌トラブルの原因となるわけです。
※ニキビや肌荒れが発生するメカニズムについて詳しくは『肌荒れ対策サプリメントの基礎知識』をご参照ください。
エキナセアは免疫力を高めてくれるため、細菌からお肌を守り、皮膚の炎症を防ぐことができます。また、老廃物の排出を促進する作用もあるので、新陳代謝を活性化することにも繋がります。
エキナセアの効率的な摂取方法
生活習慣や食生活の見直し
免疫力を高めるためにはサプリメントも良いですが、まずは日頃の生活習慣を改めることが大切です。
規則正しい生活を心掛け、バランスのとれた食事をすること。そして、たっぷりと睡眠時間をとること。たったこれだけのことでも身体本来の免疫力を取り戻すことができます。
摂取は2週間+1週間のサイクルで
エキナセアの摂取にあたっては、2週間続けたあとに1週間休むというサイクルが効果的です。エキナセアの有効成分は身体に耐性を作りやすいため、あまり長期的に連続で摂取していると慣れてしまって効果が出にくくなる可能性があります。
免疫力はもともと身体に備わっているものなので、サプリメントに頼るのはあくまでも一時的な対処にしておきましょう。
エキナセアの摂取に注意すべき場合
エキナセアは免疫機能と深い関わりがあるため、場合によって摂取が好ましくないことがあります。
結核、白血病、膠原病、AIDSといった免疫機能にまつわる疾患を抱えている人は摂取を避けましょう。また、妊娠中や授乳中の女性の場合も、事前に医師と相談してから摂取しましょう
キク科植物なので、キクアレルギーのある人は副作用に注意が必要です。
過剰に摂取してしまったときの副作用としては、発熱や吐き気、下痢などが認められています。これらの症状が出た場合は速やかに摂取を中断して医師の診断を受けましょう。
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