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しわ(シワ・皺)の注射・注入治療の種類と効果

更新日:2016.12.09
公開日:2014.09.01
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この記事の監修者
オザキクリニック 理事長・羽村院 院長 小?有恒

注射による手軽な治療でシワが解消できることを解説!若返りたいけれど、手術を受ける勇気はない…と悩んでいる皆さんに向けて、ダウンタイムなしでリスクも少ない、注射によるエイジングケアの情報を提供させていただきます!

シワの治療法6つをピックアップ紹介!

注射1本でシワを消すことができる手軽な治療法が続々と出てきている現在。美容整形の施術を受けることに対するハードルは大きく下がってきました。こちらでは、そういった注射、注入系の施術についてまとめ、具体的な方法をご紹介させていただきたいと思います。

手軽にシワを消す!6つの治療をピックアップ

それでは、注射によるシワ治療6つをピックアップして紹介させていただきます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、体内の皮膚、軟骨といった部位に存在している物質。細胞の外側、細胞外マトリックスと呼ばれる部分にあり、関節で潤滑剤の役割を果たしたり、皮膚のコラーゲン組織を保ったり…といった働きを担っています。

このヒアルロン酸を注射器で注入し、シワを埋めるのです。体内に存在する物質なので安全ですが、徐々に体内に吸収されてしまうのが欠点。おおよそ、3ヶ月に1回のペースで繰り返し注射しないと永続的な効果は望めません。

一方、注射すればすぐにシワが消えるので、即効性は高い方法です。

脂肪注入

脂肪注入は、シワ治療を行う本人から採取した脂肪を注入するという方法。脂肪注入では石灰化して凹凸やシコリになる可能性などが指摘されていますが、脂肪の不純物を除去していれば、少なくとも理論的にはそういったリスクはありません。

ヒアルロン酸と違って吸収されにくいので、注射した脂肪の6~8割が定着し、ヒアルロン酸より持続性が高いです。

PRP血小板療法

患者本人から血液を採取した血小板を注射するという方法で、もともと歯科治療などで用いられる再生医療でした。血小板を注入した部位の細胞が活性化し、歯肉、骨が再生したという報告があったのです。これを美容に応用し、コラーゲン、毛細血管を生成する繊維芽細胞を活性化するというのがPRP血小板療法。

自分の血小板なので免疫の異物反応もありませんし、採血と注射だけで負担も少なめ。施術から14~60日経過すると肌のハリが回復し、シワが消えていくので、即効性には欠けますが、自然な仕上がりになりやすいのが特徴。持続期間は2年前後です。

肌再生FGF注入療法

肌の弾力を維持するためのコラーゲンは、真皮内の繊維芽細胞で生成されています。肌再生FGF注入療法は、繊維芽細胞(FGF)を注射して真皮の繊維芽細胞を増やし、コラーゲン生成を促すという治療法。

効果が高く、深く刻まれたシワ、目の下の目立つくまなども治療可能なのが利点です。持続期間も優れており、細い針による注射だけなのでダウンタイムがほとんどないのも大きな魅力です。

レディエッセ

骨や歯に含まれている成分、カルシウムハイドロキシアパタイトとジェルを注入する治療法。注入部位にコラーゲンが生成されるため、ハリが戻ってシワが解消されるのです。

注入から2年ほどでハイドロキシアパタイトは分解されてしまいますが、生成されたコラーゲンは残るので、持続期間は長め。2年以上はシワのない若々しい肌が持続します。

ボトックス

ボトックスというのはボツリヌス菌から取り出したボツリヌストキシンを用いた注射液です。アメリカの食品医薬品局(FDA)でも認可されており、効果、安全性も確立されていると言って良いでしょう。

この成分は、筋肉の動きを和らげて、筋肉がこわばって過剰に働くために刻まれるシワを消してくれる性質を持っています。筋肉を働かせる神経伝達物質アセチルコリンの分泌を抑制するのがその理由。特に眉間のシワに対して高い効果を発揮します。

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