美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

医療レーザー脱毛とサロンでの脱毛の違いとは?

更新日:2017.03.28
公開日:2014.10.01
ドクター画像
この記事の監修者
新宿クレアクリニック 渋谷院 院長 上浦典子

クリニックでの医療レーザー脱毛だけでなく、エステなどでも脱毛できるサロンがありますが、いったい何が違うのでしょう。レーザーの違い、効果や施術期間の違いなど、ドクター監修のもと相違点を比較しつつ解説します。

脱毛をしたいと思ったときに、皮膚科などのクリニックで行う脱毛とエステサロンで行う脱毛で、費用に差があることに気づきませんか?つい値段が安い方に目移りしてしまいますが、実はそれだけで判断すると後悔する結果になりかねません。今あなたに必要な脱毛を見極めるために、医療機関とサロンの違いや使用するマシン、効果や脱毛完了までの期間についてご紹介します。

クリニックとサロンで使用されているレーザーの違い

医療機関の医療レーザー脱毛とエステサロンで行われている光脱毛(IPL脱毛やプラズマ脱毛など)との違いは、「照射パワーの差」です。

クリニックなどの医療機関では医師が常駐しているので、万一施術中に何かのトラブルが発生した場合でも適切な処置が可能。そのため強力なレーザー治療を行うことができるのです。一方、エステサロンは法律上、「長期的効果のある脱毛」は行ってはいけないとされており、低出力のマシンのみを使用しています。

脱毛期間の比較

医療レーザーの脱毛では、ムダ毛の毛周期の中で、黒色のメラニン色素がある成長期に脱毛することで、高い効果を得ることができます。毛周期はそれぞれの毛根によって違いますので、各毛周期に合わせて数回の施術を行うことが必要。毛の量・質によりますが、1か月半~2か月おきに約5~8回の通院が目安です。

一方、エステサロンは低出力のレーザー機器を使うので、効果が出るまでにかなり長い時間がかかるのが実情です。

料金に違いはあるの?

料金を比較すると、やはり医療レーザーの方が若干高めです。しかし、その分施術回数も少ないですし、脱毛完了期間も短くなります。一方、サロンはモニター価格割引やサービスを行っていたりするため料金はお得な場合もありますが、使われているレーザー機器のパワーが低いため施術回数も多く、脱毛が満足のいくレベルになるまで、かえってお金がかかってしまうことが多いようです。

痛みにも違いはあるの?

医療レーザーは痛みを伴う施術です。ここでは医療レーザー脱毛とサロン脱毛の痛みの違いについてご紹介します。

・医療レーザーによる施術の痛み

照射出力の高いレーザーで毛包にある毛を再生させる幹細胞を破壊し、永続的な減毛を行います。痛みがあるからこそ、脱毛効果があるといえます。

・エステサロンによる施術の痛み

サロンではレーザーではなく光脱毛の機器を使用します。医療レーザーではないので出力は低く、したがって痛みが少ないのが特徴です。

医療レーザー脱毛は麻酔で痛みが軽減できる

医療レーザー脱毛時の痛みが苦手な方のために、医療機関のみ麻酔を使うことができます。麻酔には次の2つの方法があります。

笑気麻酔

笑気ガス(亜酸化窒素ガス)を吸入し、痛みを取ります。濃度が自由に設定できるので、危険性が少ないのが特徴です。

クリーム麻酔

塗ると30分程度で表面の感覚を鈍くするクリームを使用した麻酔です。

以上のように、クリニックとエステサロンで行う脱毛施術には違いがあります。エステサロンは宣伝も大々的に行うため、確実に脱毛ができるような表現もありますが、しっかりと内容を確認したうえで判断するようにしましょう。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座