どんなに良いと言われているシャンプーを選んでも、自分の頭皮に合っていなければ良い結果にはなりません。自分の肌タイプを知り、本当に自分に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。
頭皮の肌タイプをチェック
顔の肌質と同じように、頭皮も「ノーマル」「オイリー」「乾燥」と3つのタイプに分類されます。まずは、自分の頭皮がどのタイプか確認してみましょう。
ノーマル
シャンプーの後にリンスやコンディショナーなど何も付けない状態でも、1週間程度は髪が脂っぽくならず、枝毛などもできづらいタイプです。
オイリー
シャンプーの後1、2日くらいで皮脂が分泌して脂っぽくなり、髪がベタ付きます。
乾燥
髪がカサついてフケが出やすい方に多いのが乾燥タイプ。皮脂が少ないので脂っぽくならず、汚れにくいというメリットもありますが、髪が傷み切れ毛になりやすいというデメリットも。
肌タイプに合ったシャンプー選び
次に、ノーマル、オイリー、乾燥タイプ別に正しいシャンプー選びのポイントを紹介します。
ノーマル
健康な髪質、肌質なので特別なシャンプーでなくてもOKですが、優しい洗い上がりのアミノ酸系や天然素材の植物系シャンプーを選ぶようにするとなお良いでしょう。
オイリー
皮脂の分泌が多いので、皮脂を抑えるオイリーヘア専用のシャンプーを使いましょう。
乾燥
ノーマルタイプと同じように、優しい洗い上がりのアミノ酸系や天然素材の植物系シャンプーを選びましょう。さらに乾燥を防ぐためにはオイル入りシャンプーも良いでしょう。
成分でシャンプーを選ぶなら
シャンプーに含まれる成分には、良い成分と避けたい成分があります。
ノーマルタイプ、乾燥タイプの方は「石油由来の界面活性剤」を含むシャンプーは避けた方が良いでしょう。まったく含まない商品を見つけるのは難しいので、その場合は、成分表記の最初のほうに書かれている界面活性剤が、洗浄力がソフトなものになっているものを選びましょう。
成分表記は量の多い順に書かれているので最初は水。その次に「ラウリル硫酸」「ラウレス硫酸」と書かれているものは、強い洗浄力の界面活性剤が含まれているので選ばないようにしましょう。
オイリータイプでフケやかゆみがある方は、フケやかゆみを抑える成分が含まれる「医薬部外品の薬用シャンプー」を選ぶと良いでしょう。洗浄力の高い「石油由来の界面活性剤」を含むシャンプーでは、必要な油分までとりすぎてしまい、皮脂が過剰に分泌することもあるので注意しましょう。
ノーマル、乾燥タイプでフケやかゆみがある場合も、「石油由来の界面活性剤」を含まないシャンプーを使うと刺激が少なく、フケやかゆみを抑えられる可能性が高いです。
ダメージヘアが気になる方は、シャンプーだけでなくコンディショナーにも「シリコン」が含まれているものを使うと、手触りの良い髪へと改善することができるでしょう。
ただし、「シリコン」は髪の外側をコーティングしているだけですので、髪の内側から改善するためには「ノンシリコン」シャンプーでタンパク質成分を補うことが大切です。
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