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糖尿病

糖尿病の治療方法

更新日:2018/05/10 公開日:2014/09/26

澤田彰史先生

この記事の監修ドクター

東京警察病院 医師

澤田彰史先生

この病気・症状の初診に向いている科
内科

病院での糖尿病の治療は、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」という3つの方法を組み合わせて行っていきます。そこで今回は、それぞれの治療法でどんなことを行っていくのかをご紹介していきます。

「糖尿病」は血糖値が高くなる病気なので、治療の目的は、血糖値を正常か、それに近い状態にコントロールし、維持していくことです。そのために、糖尿病の治療は、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」という3つの方法を組み合わせて行います。

食事療法

食事療法は、食べる量を適正にすることで、体内に入ってくるブドウ糖の量を制限し、インスリンを分泌するすい臓の負担を減らして、すい臓の機能を回復させる効果があります。そのために重要になってくるのが、自分の適正な摂取エネルギー(カロリー)量を知るということ。1日の適正な摂取エネルギー量は、医師から指導してもらえますが、目安は以下の方法で計算することができます。

「総エネルギー量」=「標準体重」×「身体活動量」

標準体重(kg)は、身長(m)×身長(m)×22で求めることができます。また、身体活動量は、仕事がデスクワークや主婦の人は25〜30kcal、接客業などの立ち仕事が中心の人は30~35kcal、力仕事が多い人は35kcal以上となります。

これを踏まえた上で、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく、さらに朝・昼・夜の食事を均等の量でとれるようにしていきます。

運動療法

運動療法には、エネルギー(ブドウ糖)を消費して血糖値を下げる、内臓脂肪を減らしてインスリンが作用しやすい体にし、インスリンの分泌量を節約する、筋肉を増やしてエネルギーを消費しやすい体にするという効果があります。そこで、事前にメディカルチェックを受けた上で、医師の指導に従い、自分に合った運動メニューをつくっていきます。

薬物療法

食事療法や運動療法を行っても、血糖コントロールがうまくいかなかったり、治療の開始が遅れて、合併症を発症する恐れが強かったりする場合は、薬物療法を行っていきます。薬物療法には、「血糖降下薬(飲み薬)」と「インスリン注射」があります。

血糖降下剤…インスリンの分泌能力を高めたり、インスリンの効きを良くしたりすることで、血糖値の上昇を抑える飲み薬です。二型糖尿病の人に用いられます。

インスリン注射…体内で不足しているインスリンを定期的に注射で補う治療法です。1型糖尿病の人に用いられますが、2型糖尿病の人でも、飲み薬で効果があまりなかったり、重症だったりする場合に用いられます。

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