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ニキビ・敏感肌のミネラルファンデーション選びのコツと条件

更新日:2016.12.09
公開日:2015.02.01
ドクター画像
この記事の監修者
くみこアレルギークリニック 院長 向田公美子

ニキビ・敏感肌などの悩みを抱えている人にとって、ファンデーション選びは慎重になってしまうもの。肌が弱くトラブルに悩む方が知っておきたいミネラルファンデーション選びのコツについて、ドクター監修のもと説明します。

ファンデーションは、化粧をする際に欠かせないものです。しかし、ニキビや敏感肌など、なんらかの悩みを抱えている方は、使用に抵抗感を覚えることも多いのではないでしょうか。そんな方々の救世主となっているのが、肌にかかる負担が少ないといわれるミネラルファンデーション。ただし、ミネラルファンデーションならどのような製品でも肌トラブルを避けられるわけではありません。そこで、ニキビや敏感肌に悩む方のために、ミネラルファンデーション選びに失敗しないコツをお教えします。

ニキビ・敏感肌の人が抱える化粧トラブル

ニキビ肌の化粧トラブルには、主に毛穴のつまり、乾燥、さらなるニキビの悪化などがあります。また、敏感肌では、かゆみや赤み、ヒリヒリとした刺激、かぶれなどの化粧トラブルが多いです。これは、皮膚表面が敏感になっている時に、刺激のある化粧品を使用することで起こります。

もっとも多いのは、ファンデーションを落としきれずに毛穴を詰まらせてしまうことによる肌トラブルです。特にニキビ肌の場合は、ニキビやニキビ跡を隠そうとして厚化粧になりがち。よけい肌に負担をかけているにも関わらず、クレンジングを疎かにすることによりニキビを悪化させることがあります。逆に、しっかり落とそうと洗顔をしすぎると、乾燥ニキビを発生させることもあるといわれます。

さらに、質の悪いブラシやパフ、また不衛生な状態で使用することも肌へ刺激を与えることになるので、肌トラブルを悪化させる原因になります。

ニキビ・敏感肌の人が押さえておきたいミネラルファンデーション選びのポイント

毛穴のつまりや乾燥、外部刺激などによる肌トラブルを避けるためには、まずは肌に負担がかかりにくい化粧品(特にファンデーション)やメイクアイテムを選ぶことが大切です。敏感肌におすすめのファンデーションとして知られるようになったミネラルファンデーションですが、「ミネラルファンデーション」と言ってもいろんな種類が見られます。そこで大切なのがミネラルファンデーションの選び方。そのために押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

ミネラルが主成分のもの

「ミネラル100%」という表示があっても、ミネラル成分のみで構成されているわけではない製品があります。それは、「ミネラル100%」には、「他の成分も入っているけれど、顔料はすべてミネラル素材」という意味もあるためです。配合成分が多すぎるものは、このような意味で「100%」と表示している場合がほとんどなので、避けた方が無難でしょう。配合成分数が10種類以下のものや、ミネラルが主成分になっているものを使用することをおすすめします。

日本人の肌にあっているもの

日本人向けに開発されたものであれば、日本人の肌質を考えて作られて成分配合されているので、比較的肌に負担がかからずに済む場合が多いです。国産のものを選ぶのが一番ですが、海外製品を使用したい場合は、日本人向けに開発されたものを選ぶようにしましょう。

厚塗りせずに済むか

ニキビやニキビ跡があると、それらを隠そうとファンデーションを厚塗りしてしまいがちですよね。できるだけ薄くすむよう、カバー力があるものを選びましょう。肌への負担が減るので、ニキビやニキビ跡も治りやすくなります。

ブラシやパフの質はよいか

ブラシやパフの質によっては、肌かぶれや炎症を起すことがあります。サンプルなどを試し、チクチクしないか、刺激は少ないかを確認するようにしましょう。

アイテムの手入れがしやすいか

トラブルを防止するためにも、パウダーをつけるアイテムを清潔に保つことはとても重要なポイントです。お手入れのしやすさも念頭において選びましょう。

ポイントを押さえ、素肌も化粧後の肌もキレイになれるミネラルファンデーションを選びましょう。

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