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妊娠・出産期の生活

妊娠中の旅行(飛行機、温泉、海外旅行など)はどこまでOK?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/04/24

「子どもが生まれる前の今のうちに、のんびり旅行へ行きたい!」と考える妊婦さんも多いはずです。ここでは、妊娠中に旅行へ行く場合の注意点や、飛行機の搭乗、海外旅行、妊婦さんが気をつけたい温泉の入り方などを解説します。

旅行

飛行機搭乗時に妊婦が気をつけること

妊婦が飛行機に乗ること自体は、母親も胎児も健康体であれば基本的には問題ありません。ただし、12週に入る前は心身ともに心配ごとが多い時期なので、安定期(12週~28週)を旅行の時期に選ぶと、比較的安心できるでしょう。

旅行のほかにも、里帰り出産などで止むを得ず飛行機に乗らないといけない妊婦さんもいると思いますが、妊娠初期は気圧の変化や離着陸の振動で腹部が圧迫され、それが原因で痛みや出血することも考えられるため注意が必要です。また、飛行機に乗ることで乗り物に酔ったり、つわりが助長されたりする場合もあるため、つわりがひどい時期は搭乗を控え、無理のない旅行の計画を立ててください。

遠方へも短時間で行くことができるのが飛行機のメリットですが、デメリットは体調を崩してもすぐには降りられないことや同じ体勢でいなくてはならないことです。また、お腹が大きくなってシートベルトの長さが足りない場合には、客室乗務員に伝えると延長ベルトを用意してくれるのでその点はご安心ください。

妊娠中は、温泉に入っても良いの?

泉質表示欄に「妊娠中は入らないでください」という注意書きがある温泉も多いのですが、基本的に温泉の泉質が母体に悪い影響を与えることは少ないと言われています。それよりも、足を滑らせる事故などを未然に防ぐために書かれている場合が多いようです。念のため細菌感染を防ぐためにも、源泉かけ流しの温泉を選ぶのも良いでしょう。寒い時期には身体を冷やしやすいため、露天風呂は我慢しておくのが無難です。

また、温泉に浸かる時間が長いと貧血を起こしやすいため、あまり長湯をしないようにしてください。そして43度以上の高温浴や、水風呂、サウナなど温度差の激しいところを交互に利用するなども、子宮収縮につながるため気をつけましょう。

あとは、転倒しないよう足元に十分気をつけ、心身ともにゆっくりとリラックスしてください。

ハネムーンに行きたい!海外旅行の注意点

妊娠中は、母体に何が起こるか分かりません。慣れない土地へ長期間出掛ける海外旅行は、どちらかと言うと避けるのが無難ですが、旅行先や滞在時の工夫をすることで楽しめる場合もあります。行き先選びや緊急時の連絡先を調べるなど、事前の準備を念入りに行うようにしましょう。母子健康手帳と健康保険証は常に持ち歩き、滞在地周辺の産婦人科を事前に調べておくことも、お腹の赤ちゃんに何かあった時、頼りになる大切な準備です。

胎児の成長が順調であれば、18~24週頃が一番安全な時期です。安全と言っても飛行機に1日中乗って身体を自由に動かせない状況になるような遠い国ですと、身体が悲鳴をあげてしまいます。飛行時間ができるだけ短い国を選ぶようにしましょう。また、時差ボケを治す薬の服用も、できれば避けて下さい。時差ボケしやすい方は、時差の少ない旅行先にしておくと安心です。

大切なのは旅先での計画です。無理に予定を詰め込まず、十分な睡眠や休憩が取れるよう、ゆとりを持って計画しましょう。何箇所も移動する旅よりも、一箇所にのんびり滞在する方が妊婦の身体にとっては安心です。

そして、海外旅行では食の問題もあります。妊娠中は感染症を発症しやすいため、加熱したものを食べる、生水を飲まないなど口に入れるものにも十分な気を配ってください。滞在先によっては、洗面やシャワー水にも注意が必要です。

これらのことを踏まえ、産婦人科の先生にも相談して、ご自分の体調をみながら旅行先を決めるようにしましょう。

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