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四十肩・五十肩

病院で行われる四十肩・五十肩の検査

更新日:2016/12/09 公開日:2015/08/12

この病気・症状の初診に向いている科
整形外科

四十肩・五十肩の疑いがある場合には病院でどのような検査が行われるのか、ドクター監修の記事でご紹介します。正しい診断を受けて適切な治療を行うためにも、受診する前に検査内容をあらかじめ知っておくとよいでしょう。

四十肩や五十肩の場合、病院ではどのような検査が行われるのでしょうか。受診する前にあらかじめ知っておきたい検査の内容をお伝えします。

四十肩・五十肩を診断するための検査

肩の痛みなどの症状がある場合には、最初に問診・視診・触診が行われます。

医師による問診で「いつから」「どのあたりが」「どのように」痛むのかを聞かれるので、具体的に答えられるようにしておきましょう。この問診の内容が治療に大きな影響を与えるため、症状をきちんと伝えることが大切です。伝え忘れのないように紙に書いておくとよいでしょう。

また、思いあたる原因やこれまでにかかったことのある病気、服用している薬があったら問診のときに医師に伝えてください。

この問診で、医師は患者の症状を把握し、原因の見当をつけていきます。

そして、触診で気になる箇所を触ったり圧迫したりして関節の動く範囲やしびれの有無などを調べます。四十肩や五十肩以外の病気の可能性を判断するために、次のような検査を行う場合があります。

スピードテスト

肘(ひじ)を伸ばしたままで手のひらを上に向け、医師が手首に抵抗を与えた状態でキープします。これで痛みを感じると上腕二頭筋長頭の腱鞘炎の可能性があります。

ヤーガソンテスト

肘を直角に曲げて内側にこぶしを向けます。医師が肘を支えながら、ドアノブを回すようにこぶしを外側に向ける動作を行います。このテストで腕の付け根に痛みを感じるときに疑われるのも上腕二頭筋長頭の腱鞘炎です。

ドロップアームテスト

肘を伸ばして腕を横にあげた状態を保ちます。状態を保てるようであれば、医師が上から抵抗をかけます。状態を保てない、もしくは痛みが生じる場合には腱板損傷や肩峰下滑液包炎の可能性があるでしょう。

ホウキンステスト

肩と肘を直角に曲げた状態のまま、医師が肩を内側に向かって動かします。痛みが生じる場合には、腱板損傷や肩峰下滑液包炎が疑われます。

ほかに、肩峰下滑液包にプロカインという局所麻酔剤を注入する「プロカインテスト」も四十肩・五十肩の診断に有効です。

エックス線写真は四十肩・五十肩の異常を発見するためには使われませんが、ほかの病気を見つけることができます。骨の病気や腫瘍(しゅよう)の疑いがある場合には、MRIや超音波検査も行われるでしょう。

四十肩・五十肩と診断された場合に行われる検査

四十肩や五十肩には肩や腕を動かせる範囲が制限されるという特有の症状があるので、可動域の検査が行われるのが一般的です。

上下・水平・外旋(体の外側に向かって回転)・内旋(体の内側に向かって回転)と、医師の手で肩や腕をさまざまな方向に動かして検査をしていきます。痛みを感じずにどこまで動かすことができるのか調べるためです。

このように、どの角度でもっとも痛みが出るのかを確かめ、痛みが生じる部分も特定していきます。

検査をする際には、痛みが強く出ないように慎重に行われるので安心してください。

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