ファンデーション
崩れない!ツヤ美肌を作るリキッドファンデーションの塗り方
更新日:2018/02/02 公開日:2015/09/30
この記事の監修専門家
ヘアメイクアップアーティスト・メイク講師
小野寺舞 先生
リキッドファンデーションは、薄づきメイクからしっかりメイクまで、使い方次第でさまざまな仕上がりを可能にするアイテムといえます。
一方で、扱い方を間違えると、厚塗りに見えたりムラが目立つなど、リキッドファンデーションが持つメリットが半減してしまうこともあります。そこで、リキッドファンデーションの塗り方のポイントを詳しくご紹介します。
スキンケアや化粧下地でキレイの準備
パウダーファンデーションの正しい塗り方って?でも紹介したように、ファンデーションをキレイに塗るために重要なことは、事前のスキンケアを正しく行うということです。
リキッドファンデーションを塗る前につける、化粧水や乳液、化粧下地などは、それぞれがきちんと肌になじんでから次の工程に移りましょう。
また、皮脂の分泌が多くTゾーンがテカリやすい人は、乳液やクリームをつけすぎない、または乾燥の気になる部分のみつけるのもポイントです。あるいは、ティッシュを肌に乗せて軽く抑え、余分な油分をとるのもいいでしょう。
この工程を怠ると、特に、リキッドファンデーションの油分と化粧下地や乳液の油分が混ざって、化粧のりがとても悪くなるだけでなく、化粧崩れの原因にもなります。
化粧崩れを防ぐリキッドファンデーションの塗り方
リキッドファンデーションは、パウダーファンデーションに比べて、カバー力は高い一方で、化粧崩れを起こしやすいと感じている人も多いのではないでしょうか。
それはシミや毛穴などをカバーしようと、つい厚く塗り過ぎてしまうことに原因があるかもしれません。
リキッドファンデーションは薄めに塗ることが基本ルール。毛穴やくすみなどの肌の悩みが気になる場合は「コントロールカラー」を使って、下地でカバーしてみましょう。
コントロールカラーについて詳しくは、『肌質別!ファンデーションの仕上がりを美しくする下地の選び方』をご覧ください。
また、ファンデーションをつけるときは、そのまま顔に置くのではなく、一度、手の平や甲で馴染ませてから顔にのせることで化粧ノリもよくなります。
これは手で馴染ませることによって体温でファンデーションが温まり、フィット感が高まるためです。このひと手間が、化粧崩れを防ぎキレイな肌をキープします。
リキッドファンデーションの塗り方は、少量をおでこや鼻、頬、あごなどのポイントに置き、内側から外側へ放射状に塗っていくこと。
塗りこむ際、肌の負担を大きくしないためにも擦らないようにすることを意識しながら塗っていきましょう。塗る時には、手・パフ・スポンジ・ブラシをそれぞれ、部位やカバー具合などに合わせて使い分けましょう。
ファンデを塗り終えたら、上からスポンジで抑えて、肌とファンデの密着度を高めていきましょう。
こうすることによって肌への密着度が高まりますし、化粧崩れを防ぐことにもなります。また、余計についてしまったファンデーションを落とすこともできるので、厚塗り感をなくすことにも繋がります。
仕上げはフェイスパウダーがおすすめ
ファンデーションを塗り終えたら、フェイスパウダーなどをはたきましよう。
パウダーをはたくことで、リキッドファンデーションのベトつき感を抑え、化粧崩れも防ぐことができます。ただし、パウダーのつけすぎは、リキッドならではのツヤ感をなくしてしまうだけでなく、白浮きしてしまうので、パウダーをはたいた後もティッシュなどで余計な粉を落とすことを忘れないようにしましょう。
これで完成です。スキンケア直後の左の画像と比べると、つるっとしたツヤ感のある美肌になりましたね。
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