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二日酔い

二日酔いだけど空腹を感じたときはどうするべき?

更新日:2017/04/03 公開日:2015/09/30

丸茂恒二先生

この記事の監修ドクター

丸茂医院 院長

丸茂恒二先生

二日酔いなのに空腹を感じる場合、どのような食事をとれば身体に負担をかけず空腹を満たすことができるのかについて、ドクターの監修のもと解説します。また、二日酔いの解消に効果的な食材と二日酔い解消の注意点についても紹介します。

二日酔いの症状があるときでも食事はとった方がよいのでしょうか。また、二日酔いの症状が出ていても空腹を感じるときは、どのような食事をとるべきなのでしょうか。

二日酔いのときは食べない方がいい?

二日酔いの症状にはさまざまあり、吐き気や倦怠感があるという人もいれば、胃のむかつきや胸やけを感じる人もいます。

吐き気や倦怠感は、アルコールを代謝する際に産出されるアセトアルデヒドという物質が血液中に残ってしまっている状態のときに起こるとされる症状です。一方、胃のむかつきや胸やけなどはアルコールによる胃への刺激が原因と考えられます。アルコールの刺激によって胃の粘膜がダメージを受けた場合や、胃酸の分泌が過剰になった場合に、胃がむかむかするといった不快症状を引き起こします。

飲んだ日の翌日にひどい吐き気や胃のむかつきを感じるときは、朝食も昼食も無理に食べる必要はありません。朝食・昼食を抜いて、夕食をおいしく食べられるように備えるのもよいでしょう。

しかし、飲んだあとの身体は水分が不足している状態です。食事をとらない場合は、水分をいつもより多めにとることを心がけましょう。

特に吐き気などの症状がないという人は、普通に食事をとってもかまいません。ただし、アルコールによって胃が弱っている状態にあるので、胃に負担のかかるようなものは避け、なるべく消化のよいものを選ぶようにしましょう。

二日酔いの時はどのようなものを食べるのがベストか?

前述したように、二日酔いのときには胃腸にやさしい食べ物を選ぶことをおすすめします。胃腸にやさしいだけでなく、二日酔いの解消に効果が期待できる食べ物を選ぶようにしましょう。胃腸に負担をかけず、二日酔いにもよいとされる食べ物には以下のようなものがあります。

味噌汁

味噌に含まれる「コリン」には、肝臓に入ったアルコールが脂肪となって溜まるのを防ぐ作用があります。また、味噌汁の具をしじみにすると、オルニチンの働きにより肝臓の機能を高める作用があるといわれています。

ハチミツ

二日酔いの代表的な症状である「頭痛」の緩和作用に期待できるものがハチミツです。ハチミツに含まれる果糖の作用により、二日酔いの不快症状を生み出す原因のひとつとされるアセトアルデヒドが分解されるためと考えられています。

柿にはビタミンCが多く含まれているため、肝臓の機能をサポートする効果が期待できます。また、柿に含まれるタンニンやカタラーゼには、アルコールの分解を促す作用があります。柿は二日酔いの症状を緩和する食材として有名なもののひとつです。

バナナ

アメリカの大学で行われた研究によって、バナナに含まれるビタミンCにはフリーラジカルを中和する働きがあることがわかっています。フリーラジカルとは「不安定な分子」のことで、分子を安定させようと他の電子を奪おうとする性質を持っています。二日酔いにバナナがいいといわれるのは肝臓に障害をもたらすフリーラジカルを中和する作用ある可能性が期待できるためです。

りんご

りんごには、ビタミンやカリウム、果糖が多く含まれているため、飲酒の利尿作用で不足した栄養補給におすすめの食材と言えます。

二日酔いを早く解消するには

二日酔いの身体は、アルコールの利尿作用により、水分が多く失われている「脱水」状態にあります。そのため、二日酔いを解消するには「水分補給」を行うことが重要です。水分を補給することは、排尿を促すことにもつながるため、アルコール成分の排出効果も期待できます。

排尿時には水分と同時にナトリウムやカリウムも多く排出されるため、スポーツドリンクで水分補給をすることをおすすめします。また、スポーツドリンクは浸透圧の関係で真水よりも速く水分が吸収されます。

スポーツドリンク以外では、味噌汁も効率よく水分補給ができると考えられているようです。水分と同時に上記で紹介した味噌汁の栄養(コリンやしじみのオルニチン)も吸収できるので、二日酔いの朝食には「しじみの味噌汁」が適しているかもしれません。

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