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歯痛と発熱の関係

更新日:2018/01/12 公開日:2015/10/30

この病気・症状の初診に向いている科
歯科

歯痛と熱に同時に襲われ、夜も眠れないほど苦しい経験をしたことはありませんか? 熱によって歯が痛くなる場合と、歯痛によって熱が出る場合では処置の方法も異なります。ドクター監修のもと、歯痛と発熱の関係について解説します。

歯の痛みだけでもつらいのに、発熱もともなう場合、体は相当苦しい状態です。熱によって歯痛が起こる場合と、歯痛によって熱が出る場合では、それぞれ原因も対処法も異なります。ここでは、歯痛と発熱の関係について解説します。また、歯痛と熱に加え、嘔吐をともなう頭痛についても説明します。

発熱で引き起こされる歯痛

熱が原因で起こる歯の痛みは、風邪やインフルエンザなどの症状のひとつとして考えられます。歯痛のほかにも、吐き気や頭痛、のどの痛み、筋肉痛のような痛み、全身の倦怠感などの症状が見られます。風邪やインフルエンザにかかると血流が悪くなり、栄養分の受け渡しが不十分になってしまいます。それによって歯の痛みが起こるといわれています。

しかし、この場合の歯痛は一時的なものがほとんどで、熱が下がれば痛みも治まります。歯の痛みよりも、まずは風邪やインフルエンザなど発熱の原因となっている病気を治すことが大切です。

歯痛で引き起こされる発熱

歯の痛みによる発熱の場合、虫歯菌が神経に到達し、神経が炎症を起こしていると考えられます。

その場合は、症状がかなり進行した状態なので、痛みも強烈です。患部を冷やしたり、市販の痛み止めを飲んだりして、一時的に症状を治めることはできますが、どの方法も長くは効きません。できるだけ早く歯医者へ行き、虫歯の治療を受けることが大切です。

熱と嘔吐をともなう頭痛は危険

虫歯が悪化すると、歯の根から出た虫歯菌が副鼻腔に溜まり、副鼻腔炎を起こすことがあります。副鼻腔炎を発症したら、原因となる虫歯の治療を行い、さらに抗生物質を服用して治療を行います。

副鼻腔炎を放置していると、歯の根の細菌があごの中に広がり、骨髄まで感染してしまう場合があります。そうなると、あごの骨が腐って骨髄炎になる危険性があります。骨髄炎になると、頭痛が起こるほか、発熱や嘔吐などの症状も起こります。小さな子どもの場合は、自分で手足が動かせなくなるほどです。治療は、抗生物質をとり入れるのが一般的ですが、完治するまでに1か月以上かかってしまいます。

熱が原因で歯痛が起こるケースは一時的なものが多いのに対し、歯痛が原因で熱が出るケースは、虫歯がかなり進行している可能性が高いため、早めの受診が必要です。さらに、嘔吐をともなう頭痛があると、骨髄炎を発症している可能性があります。原因によってその後の処置も変わるため、決して自己判断をせず、必ず歯科を受診し、歯痛や熱が危険なものかどうか正しく判断することが大切です。

あなたの悩み、歯科医に質問してみませんか?

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