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知ってる?布ナプキンの正しい使い方とその魅力

更新日:2018.01.19
公開日:2015.11.30
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

布ナプキンの正しい使い方や、そのメリットとデメリットについてドクター監修の記事でお伝えします。布ナプキンのメリット・デメリットを把握したうえで上手に活用し、快適な生理生活を送れるようにしていきましょう。

布でできた生理用ナプキン「布ナプキン」をご存じでしょうか。その正しい使い方と、メリット・デメリットやほかの生理用品との使い分けのコツについてご紹介していきます。

布ナプキンの種類と正しい使い方

布ナプキンにはいくつか種類があります。羽部分にスナップがついており、ショーツに巻きつけて使うタイプ、四角形で折りたたんで使うタイプなどがあるので、ご自身の好みで使いやすいものを選ぶとよいでしょう。

布ナプキンの使用は、月経血が落ち着いてくる3日目以降がおすすめです。経血の量が多い2日目などは交換のタイミングに困ることがあるので、経血量が少し減る時期から使用してみましょう。

肌触りの良さが布ナプキンの魅力のひとつですが、長時間つけっぱなしにせず、紙ナプキンと同様の頻度で交換するようにしてください。もしトイレに行く時間が確保できそうにない場合には、外出先で無理に布ナプキンを使わず、自宅だけで使う方法もあります。

汚れた布ナプキンはビニール袋に入れて持ち帰り、帰宅してから洗う必要があります。

持ち帰った布ナプキンは帰宅後に重曹系の洗剤を使ってつけおき洗いをしてから、洗濯機で洗います。その後、天日干しをしてくり返し使ってください。

布ナプキンを使うメリット

それでは、布ナプキンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

通気性がよい

布ナプキンはコットン(綿)やリネン(麻)で作られており、ムレやかぶれを生じにくいのが特徴です。一方、紙ナプキンは、湿気や水気を逃さない合成繊維でつくられており、もれにくいのがメリットですが、通気性が良くないためにムレやかゆみ・かぶれに悩まされる場合もあります。

体の状態をチェックできる

使用後の布ナプキンを手洗いする際、月経血の質を確認することができます。たとえば、洗っても落ちにくい「塊のような経血が出ている時」は、“量が多い状態”ということがわかります。経血が塊になって出てくること自体は、それほど珍しいことではありませんが、頻繁にあるようであれば病気の可能性が考えられます。

経済的・ゴミが出ない

布ナプキンは洗ってくり返し使用するものです。その寿命は3~5年だとされていますので、1度購入してしまえば、しばらく買い足す必要はなくなりますので、使い捨ての紙ナプキンに比べて経済的だと言えます。また、ゴミが出ないので、ゴミの量を減らしたり、ゴミ捨ての手間が省けます。

布ナプキンのデメリット

布ナプキンは、厚みがあるため、身体にフィットする紙ナプキンよりももれやすいと言えます。経血量の多い日や外出時、就寝時などは、紙ナプキンを使ったほうがよい場合もあります。

また、布ナプキンは、使用済みのナプキンを持ち帰る必要があります。持ち帰る際には使用部分を内側に折りたたみ、口を閉じられる袋に入れておきましょう。もし持ち歩くのが面倒な場合は、自宅でのみ布ナプキンを使用する方法もあります。

布ナプキンにはメリットもデメリットもありますが、ご自身の体の状態や悩みに応じて、紙ナプキンとうまく使い分けるようにしましょう。

ナプキンとタンポンの併用もおすすめ

前述のとおり布ナプキンには、通気性や、体調把握をするうえで優れており、経済面においてもメリットがあります。また、紙ナプキンも改良し続けられており、使い心地もかなり向上してきています。パッケージもおしゃれなものが増えてきました。

しかし、ナプキン使用時にはやはり多少の不快感はあるものです。経血量の多い日には、漏れの心配もあるでしょう。そのような不安な気持ちを解消するためにタンポンを使っているという方もいるようです。さらに、タンポンは持ち運びやすいサイズなので、トイレに持っていきやすいというメリットもあります。

生理開始2日目など経血量が多いときには、ナプキンとタンポンを併用しているという声も聞かれます。両方使うことにより、シーンに合わせて漏れを気にすることなく、活動的に過ごせるようです。

ナプキンとタンポンそれぞれの特性を理解したうえで、生活スタイルや経血量などを考慮して使い分けるとよいでしょう。

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