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椎間板ヘルニア

ひどい痛みに襲われる椎間板ヘルニアとは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/26

この病気・症状の初診に向いている科
整形外科

椎間板ヘルニアとはどのような状態で痛みが生じるのか、またどの部分に発症するのか、ドクター監修の記事でお伝えします。ヘルニアが起こる可能性のある場所は主に3つあり、その部位により症状の特徴も異なります。

椎間板ヘルニアとはどのような状態になることなのか、ヘルニアが発生する場所も含めてお伝えします。

椎間板ヘルニアとは

わたしたちの背骨は、24個の骨が重なってできています。そして、骨と骨の間には骨同士がぶつかり合わないようにクッションの役目をしている軟骨があります。この軟骨が椎間板です。椎間板が衝撃を吸収するおかげで、背骨をなめらかに動かすことができるのです。

椎間板は中央に水分を多く含むゲル状の物質から成る髄核(ずいかく)と、その外側に何層にも重なる、コラーゲン線維から成る線維輪(せんいりん)で構成されています。年齢とともに椎間板が変性して線維輪の弾性が低下すると、亀裂が生じて髄核が脊柱管(せきちゅうかん)の方に押し出され、おしりや足につながっている神経を圧迫することで刺激してしまうのです。これを椎間板ヘルニアと呼びます。このように、椎間板が飛び出してしまうと、背骨に通っている神経を圧迫することがあり、それにより、激しい痛みやしびれが生じるというわけです。

もっとも多い腰の椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、首から腰にかけてどこの部分でも起こる可能性があります。もっとも多いのは腰椎椎間板ヘルニアで、ヘルニアの8割は腰に発生しているといわれているほどです。

腰椎椎間板ヘルニアの主な症状は腰痛です。ほかにも、片方ないしは両方の足に痛みやしびれが起こったり、足の付け根付近が痛んだりすることもあります。

腰の次に多い首の椎間板ヘルニア

腰の次に多くみられるのが、頸椎椎間板ヘルニアです。首(頸椎)にヘルニアができると、首に痛みやこりが発生します。神経が圧迫を受けている場所や範囲の違いにより、手や腕にも痛みやしびれを感じることもあるでしょう。ヘルニアが大きくなり圧迫の度合いが強まると、足の力が入らなくなり歩行障害をきたすこともあります。

まれに見られる胸椎の椎間板ヘルニア

背中と腰の境目部分に起こる胸椎椎間板ヘルニアもあります。この部分にヘルニアが発症すると、足のしびれや脱力感が起こりやすくなります。背中の痛みや肋間神経痛のような痛みが生じる可能性もありますが、背中や足には痛みを感じない人が多いようです。足がもつれる、階段を降りるときに不安を感じるといった変化が特徴と言えます。

椎間板ヘルニアは、重症化すると痛みだけでなく麻痺が出現してきます。麻痺の度合いによっては手術しても回復が見込めなくなることもあります。早期の治療が重要となりますので、痛みを感じる場合は早めに整形外科を受診するようにしましょう。

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