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椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアを治療せずに放置した場合

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/22

腰椎椎間板ヘルニアを治療しないで放っておくとどのような状態になるのか、ドクター監修の記事でお伝えします。一度飛び出てしまったヘルニアは手術しなければ治らないという説は、MRIの登場によって変わってきました。

腰椎椎間板ヘルニアを治療しないで放っておくとどのような状態になるのかお伝えします。

腰椎椎間板ヘルニアは自然に治ることもある

一度飛び出たヘルニアは自然に引っ込むことはないと考えられていました。ところが、MRIで経過を観察できるようになってきてから、時間が経てば一部のヘルニアは吸収されてなくなったり小さくなったりすることがわかってきました。

つまり、ヘルニアという病気は一生続くものではなく、自然小さくなるケースもあるということです。

これには、白血球が関係しています。白血球が外に飛び出たヘルニアを溶かして吸収するのです。大きく飛び出したヘルニアであるほど白血球が反応するので、神経の損傷が激しい症状ほど自然に治る確率は高いと言えるでしょう。

また、手術の有無に関する調査結果もあります。手術を受けた人と受けなかった人の経過を観察した調査によると、1年後では手術を受けたほうが状態はよかったのですが、4年も経つとほとんど違いがみられなかったというのです。

さらに、飛び出たヘルニアがそのまま小さくならず残っていても、症状が全くなく生活している人がたくさんいることもMRI検査でわかってきました。

この結果からも、椎間板ヘルニアの症状は数年で自然に治る可能性があると考えてよいでしょう。

ただし、場合によっては下半身麻痺になることも

しかし、すべてのケースで自然に治るとは限りません。

腰椎椎間板ヘルニアから慢性の腰痛となり、治りが遅くなることもあります。

さらに問題なのは、状態によっては緊急に手術をして神経をゆるめなければ下半身麻痺になってしまう可能性もあることです。特に、下半身がおしりあたりまで麻痺してしびれが生じ、排尿を自力でするのも困難になったときにはすぐに医師の診察を受けてください。

やはり早めの受診が大切

放置することでの悪化を防ぐためにも、椎間板ヘルニアは、やはり専門医による適切なケアが必要となります。

腰椎椎間板ヘルニアの疑いがある場合には、早めに受診してください。

ヘルニアの治療方法は、痛みの度合いだけでなく、患者の年齢や生活スタイルなどから総合的に判断します。手術に関しては、担当の医師とじっくり話しあうとよいでしょう。

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