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椎間板ヘルニア

頸椎椎間板ヘルニアの治療法

更新日:2018/06/21 公開日:2016/02/03

この病気・症状の初診に向いている科
整形外科

頸椎椎間板ヘルニアの治療法である「保存的治療」と「手術」について、ドクター監修の記事でお伝えします。感覚障害だけか運動麻痺をともなうかなど、どのような症状がでているかによって必要となる治療が異なります。

頸椎椎間板ヘルニアの治療には「保存的治療」と「手術」があります。

まずは保存的治療で様子を見ることが多い

頸椎椎間板ヘルニアは、精神的・社会的影響から症状が出現することもあり、多角的な治療が必要なこともありますが、基本的に保存的治療で様子を見ます。

まず、大切なのは、痛みなど症状の出るような動作や姿勢をできるだけとらないようにすることです。場合によっては、頸椎カラーを装着したりしつつ、神経に効果のある薬(プレガバリン商品名:リリカやサインバルタ)や消炎鎮痛剤、オピオイド、ビタミン剤などを内服します。

人によっては、器械を使っての頸椎牽引が有効なこともあります。ただ、牽引療法は、症状を悪化させることもありますので、専門医にしっかりと相談しながら行うこととなります。

それでも改善しない場合、ブロック注射(頸椎硬膜外ブロック、頸椎神経根ブロックや星状神経節ブロック)を施行することがあります。これらは神経周囲の炎症を緩和し症状を改善する目的で行います(ヘルニア自体をなくすわけではありませんが、症状が改善すれば基本的には問題ありません)。ただ、ブロック注射には、リスクもありますので、熟練したペインクリニックや整形外科医との相談が必要です。

運動麻痺や膀胱直腸障害、激しい痛みがでていたら手術を行うことも

保存的治療を行っても症状が改善せず、日常生活に支障が出るような激しい症状であったり、運動麻痺、歩行障害や膀胱直腸障害(頻尿・残尿感・尿や便意の異常など)が出現してきている場合、手術を考えます。

手術方法は大きくわけて首の前から行う手術と後ろから行う手術があります。どの方法で行うかは、脊柱管(神経の通り道)の狭窄の程度や、症状を出しているヘルニアの位置や形状などによって、また医者の考え方によって変わってきます。

手術を受けてどの程度改善するかは患者さんによって異なり、手術前に予測するのは難しいとされています。そういった点も加味したうえで医師と相談し、手術を行うかを決めていくこととなります。

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