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禁煙

ニコチン離脱症状を緩和する禁煙パッチなどの効果と副作用

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/16

この病気・症状の初診に向いている科
呼吸器科

タバコをやめたくても、禁煙時のニコチン離脱症状につい負けてしまう人はたくさんいます。そこで、禁煙パッチやガムなど、禁煙補助剤を利用し、禁煙を成功させたいものです。専門ドクター監修のもと、禁煙補助剤の効果と副作用について解説します。

強い意志を持って禁煙を始めても、禁煙を成功させることは難しいことです。何度禁煙にチャレンジしても、ニコチン離脱症状によって喫煙してしまい、なかなか禁煙が成功しない人がたくさんいます。そこで、市販や通販、薬局で手に入る離脱症状をやわらげて禁煙補助剤を上手に利用しましょう。今回は、パッチ(貼り薬)やガムなど、禁煙補助剤の効果と副作用について解説します。

禁煙補助剤(禁煙補助薬)とは

禁煙補助剤は、禁煙時のイライラや集中困難など禁煙時におけるニコチン離脱症状が現れた体にニコチンを補給して症状をやわらげたり、ニコチンよりも少量のドーパミン(脳に快感を与える物質)を放出して離脱症状を軽くする効果が期待できる医薬品です。

パッチ(貼り薬)やガムなど、禁煙をサポートしてくれるグッズにはいくつか種類がありますが、いずれも禁煙の補助をする薬だと認識しておくことが大切です。煙草を嫌いにさせる作用があるわけではなく、これらのグッズを使うだけで禁煙が成功するわけではありません。

禁煙補助剤は、禁煙外来でドクターに処方してもらうものと、一般の薬局などで購入できるものがあります。

禁煙外来で処方してもらう場合、条件を満たしていれば保険が適応となります

代表的な禁煙補助剤(禁煙補助薬)の効果や副作用

禁煙をサポートしてくれる禁煙補助剤にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

ニコチンパッチ(禁煙パッチ)

ニコチン代替療法として使われるニコチンを含んだ貼り薬。1日1回、腕やお腹、背中などに1枚貼ることによって、ニコチンが皮膚から吸収され、ニコチン離脱症状を緩和させます。ニコチンパッチに含まれるニコチンの量を段階的に減らしていき徐々にニコチン依存から離脱させ、禁煙成功を補助します。皮膚のかぶれ防止のため、貼る場所は毎日変え、ニコチンパッチの使用は8週間を目安とします。ニコチンパッチには一般の薬局で購入するタイプと、禁煙外来でドクターに処方してもらうタイプがあります。ドクターに処方してもらうタイプのパッチは、一定の条件をクリアすると健康保険などが適用され、安く入手することができます。

人と接する職種の場合や、ガムをかめない人におすすめです。

ニコチンガム

ニコチンを含んだガムをかむことで、口の粘膜からニコチンを吸収し、離脱症状をやわらげ禁煙成功をサポートします。ニコチンパッチ(禁煙パッチ)との大きな違いは、ニコチン離脱症状が出たタイミングで服用できるので、自身のペースで使用できる点です。ガムといっても医薬品のため、1回の使用量は必ず守って、少しずつ減らしていきましょう。ニコチンガムのかみ方は普通のガムと異なり決まった方法があるため、事前によく理解してから使うことが大切です。一般の薬局、薬店、ドラッグストアなどで購入できます。

チャンピックス

禁煙外来で、ドクターに処方してもらう飲み薬。タバコに含まれるニコチンは、脳内のニコチン受容体に結合し、ドーパミンと呼ばれる快感を生じさせる物質を放出させますが、禁煙を始めると、ニコチンが脳に届かなくなるため、イライラするなどといったニコチン離脱症状が現れます。チャンピックスは、ニコチンの代わりにニコチン受容体と結合し、ニコチンよりも少量のドーパミンを放出させるため、離脱症状を軽くすることができます。また、ニコチンがニコチン受容体に結合するのを邪魔する働きもあるため、もし禁煙中にタバコを吸ってしまっても、タバコをおいしいと感じにくくしてくれます。

禁煙パッチやニコチンガムなど禁煙補助剤の副作用

禁煙をサポートしてくれる禁煙補助剤は、人によっては胃が不快になるなどの副作用が現れることもあります。禁煙補助剤の向き不向きには個人差があるため、気になる症状が見られたり、疑問がある場合にはドクターや薬剤師に相談しましょう。

手軽さや服用タイミング、禁煙外来での保険適用など、禁煙補助剤によってタイプや価格、効果が違うので、自分に合う禁煙補助剤をよく比較し禁煙を成功させてください。

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