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禁煙

タバコと直接関係のある病気(2)喉(のど)の病気

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/09

この病気・症状の初診に向いている科
呼吸器科

長い間喫煙習慣がある人は、タバコを吸わない人に比べると、さまざまな病気になる可能性があります。タバコの煙の刺激を直接受ける喉(のど)にも、大きな影響があります。今回は、専門ドクター監修のもと、喉にかかわる病気について解説します。

タバコを吸う習慣がある人は、吸わない人に比べて、喉(のど)に関係する病気を発症しやすくなります。今回は、タバコと直接関係のある病気の中でも、喉にかかわるものについて解説します。

喉に関係する病気と喫煙の関係

喫煙は多くの病気にかかわっていますが、タバコの煙を受けやすい喉にも多大な影響を与えます。長期間、タバコの煙による刺激を受け続けることによって、喉や喉の周辺にがんが発生しやすくなります。

喉頭がん

タバコに含まれる有害物質には、ニコチンのほかにもタールが有名です。喉頭(こうとう)がんは、長い間タールが声帯を刺激することによって発生します。喉頭がんは声帯に発生することが多く、まずは声がしわがれるといった自覚症状が現れます。ほかにも、喉に違和感があったり、呼吸がつらくなったり、食べ物を飲み込みにくいといった症状があります。これらの症状が出てきたときは、がんはかなり進行していると言えるでしょう。

咽頭がん

鼻の奥から食道の入り口までを咽頭と呼び、がんができた部分によって、上咽頭がん・中咽頭がん・下咽頭がんの3つに分けられます。長期間の喫煙と飲酒によって、下咽頭がんのリスクが高まるといわれています。がんが小さいうちは痛みを感じないため、気がつきにくく、自覚症状が現れたころには手遅れになっていることもあります。

口腔がん

口腔とは口の中全体を指し、口の中にできるがんをまとめて「口腔がん」と呼びます。口腔がんは、がんが発生した場所によってさまざまな種類に分けられますが、部位別に見ると「舌がん」が多く見られます。口腔がんの最大の原因は喫煙です。特に飲酒しながらタバコを吸うと、タバコの発がん性物質がアルコールによって溶け出し、口腔粘膜に作用するため、発症率が高くなるとされています。

喉にかかわるがんは、これまでタバコを吸っていたとしても、禁煙することによって発症リスクが下がっていきます。特に喉頭がんは、禁煙した後すぐに発症リスクが下がり、10~15年後には約60%まで低下することがわかっています。これからでも禁煙する意味は十分にあると言えるでしょう。

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