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永久歯がなかなか生えてこない!病院に行くべき?

更新日:2017/12/05 公開日:2016/02/24

神部賢先生

この記事の監修ドクター

神部歯科医院 院長

神部賢先生

子供の乳歯が抜けたあと、永久歯がなかなか生えてこないと、そのままにしておいても大丈夫なのか、不安になる方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、永久歯がなかなか生えてこない原因や、その場合の対処法などをご紹介していきます。

永久歯が生えるのが遅れる原因・対処法を見ていきましょう。

永久歯が生えてこない!これって大丈夫?

永久歯は、6歳頃から以下の順番で生え始め、13歳頃には、親知らずを除いて、すべて生え揃うのが一般的です。

<永久歯が生える時期の目安>

しかし、歯が生え変わる時期にはかなり個人差があり、平均すると±7~14か月の開きがあるものです。また、乳歯が通常よりも早く抜けたり、永久歯が生えてくるのが遅かったりする場合は、乳歯が抜けたあと、永久歯がなかなか生えてこないケースも珍しくありません。

お子さんの永久歯が生えてくるのが遅いと、心配になるかもしれません。しかし、ほとんどの場合は、生え変わりの時期の問題なので、それほど心配しなくてもよいと言えるでしょう。

永久歯が生えてこない原因とは?

ただし、乳歯が抜けて半年以上しても永久歯が生えてこないようなら、歯科医に相談しましょう。その場合は、「歯茎が厚くて出れない」「埋伏歯や埋伏過剰歯に引っかかっている」「先天性欠如」の可能性が考えられます。

埋伏歯(まいふくし)

埋伏歯とは、永久歯があごの骨や歯茎の中で止まってしまい、出てこられなくなった状態のことで、上あごの犬歯に多く見られます。主な原因は、あごが小さい、歯が大きい、遺伝、先天的な異常、過剰歯による萌出(歯が生えること)障害などです。

埋伏歯をそのままにしていると、すでに生えている健康な歯の根元を埋まっている歯が傷つけたり、歯が生えてくるはずだった場所の両隣の歯が倒れこみ、埋まっている歯の生えるスペースがなくなったり、噛み合わせが悪くなったりすることがあります。

埋伏歯の状態は、レントゲン撮影で確認できます。埋伏歯だった場合の治療は、歯茎が硬くて永久歯が出てこられないなら、歯茎を切開し、埋まっている歯の頭を露出させます。また、永久歯があごの骨の中で止まったまま動いていないなら、埋伏歯に矯正装置をつけ、そこにゴムやワイヤーを装着して引き上げます。さらに、引き上げた埋伏歯の位置がズレており、噛み合わせが悪いような場合は、歯並びを整える矯正治療も行います。

また、埋伏過剰歯とは、本来の本数よりも歯の本数が多いものの、そのほとんどが歯と言える大きさや形ではないものをいいます。永久歯が生えるとき骨の中で邪魔になったり、ひどい場合は永久歯の吸収を引き起こします。

先天性欠如歯

永久歯が生えてくるためには、乳歯の下に、「歯胚(しはい)」という永久歯の卵のようなものが作られなくてはなりません。しかし、なんらかの理由で、この歯胚が作られず、永久歯が欠如しているのが、先天性欠如歯です。

その原因は、まだ明らかにされていませんが、遺伝や妊娠中の栄養欠如、薬物の副作用などが関係していると考えられています。

先天性欠如歯かどうかも、レントゲン撮影で確認が可能です。先天性欠如歯と診断された場合、11歳以下の子供では、乳歯を残して経過を見ていく場合が多いです。また、かみ合わせが悪い場合は、成長期の矯正治療を行い、あごの成長を誘導するのみにします。

ただし、歯の状態によってや、それ以降の年齢の場合には、治療内容は変わってくため、医師に相談しながら治療方法を決めていきましょう。

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