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子供の歯

子供の歯科矯正のメリットとデメリット

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/26

帰山えりか先生

この記事の監修ドクター

こどもの歯科 医師

帰山えりか先生

この病気・症状の初診に向いている科
小児歯科

子供の歯科矯正は、あごの成長を正しい形や方向に促すことができ、この時期に行うよさがありますが、その一方で、一時的に歯の見た目が悪くなったり、虫歯になりやすいなどデメリットもあります。そこで今回は、小児矯正のメリット、デメリットについてお話していきます。

子供の時期に歯科矯正を行うメリット、デメリットについて、以下で見ていきましょう。

子供の歯科矯正のメリット

メリットとしては、次のものがあります。

歯並びが悪く生えてくる歯を少なくすることができる

永久歯の生えてくる位置を正しい場所に導いたり、噛み合わせの不調和を改善できます。

抜歯の可能性が減る

あごを広げたり、あごの成長を正しい形に促したりすることができるため、抜歯をせずに矯正できる可能性も期待できます。ただし、歯並びは、永久歯の大きさ(幅)とあごの大きさのバランスによることが多いため、お子さんの状態によっては抜歯が必要な場合もあります。

手術の可能性が減る

あごの成長期に、噛み合わせが悪い状態を放っておくと、あごの変形が悪化し、手術でしか治せなくなることがあります。しかし、早い段階で矯正をして噛み合わせを改善すれば、あごの成長のバランスが整い、変形が改善され、手術の可能性を減らすことができます。

歯やあごの負担を減らすことができる

歯並びや噛み合わせを早い段階で改善することで、生え変わり時期の噛み合わせ不良が原因で起こる歯の極端なすり減り、あごへの負担などを少なくすることができます。

コンプレックスを解消する

目立つ部分の歯並びや噛み合わせを早めに改善してあげることにより、コンプレックスを解消することで、すこやかな精神発達の環境を整えることができます。

子供の歯科矯正のデメリット

デメリットとしては、次のものがあります。

矯正期間が長くなる場合もある

あごの骨の成長が落ち着く10代後半まで経過観察が必要なため、全体的な期間が長くなる場合があります。

一時的な歯並びの悪化や見た目に問題がでる

あごの成長に合わせて歯を動かすため、矯正期間中は矯正装置が見えたり、一時的に歯並びが悪化したりするなど、見た目が悪くなることがあります。

大人になってからも矯正が必要になる可能性がある

受け口の場合は骨格的な問題も大きいため、小児矯正を行っても10代半ばの成長のため後戻りし大人になってから再び矯正が必要になる場合があります。

保護者や自身の矯正に対する熱意次第で、結果に差が出る

小児矯正に使用する装置は、多くの場合自分で装着するタイプの矯正装置を使用するため、患者本人に積極的な意志がない場合は、よい結果が出にくくなることもあります。子供が嫌がるからと装置を使わせない保護者の優しさも時として結果が出にくくなる原因にもなります。

虫歯になりやすい

矯正期間中は複雑な形をした装置をつけるため、磨き残しがでることが多く、きちんとブラッシングをして、矯正の通院とは別に検診や歯の掃除をしないと虫歯になりやすくなります。矯正を開始するまでに、普段から丁寧にきちんと磨けるようになっておくことも大切です。

これらのメリット、デメリットを理解したうえで、子供に歯科矯正をさせるべきか考えるとよいでしょう。また、不安な点があれば、小児歯科医や矯正歯科医に相談してみるとよいでしょう。

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