スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

低血圧

低血圧の主な症状にはどんなものがあるの?

更新日:2018/05/02 公開日:2016/03/30

低血圧によって起こる症状には立ちくらみやめまいのほか、疲れやすさや肩こり、動悸、消化器症状、不定愁訴(ふていしゅうそ)などさまざまなものがあります。ここでは低血圧で起こる体の不調を紹介しそのメカニズムについてご説明します。

低血圧(低血圧症)で起こる主な具体的症状について紹介します。

疲れやすい

低血圧の状態が続くと体内に十分な血液量を循環させることができません。そのため栄養素や酸素が回りにくく、疲れやすくなったり体のだるさを感じたりします。特に体質や遺伝的に血圧が低い本態性低血圧の場合によくみられる症状です。本態性低血圧では血圧が低い状態が長く続くため、持続的な症状があらわれやすくなります。

立ちくらみ

立ちくらみやめまいの症状は低血圧の中でも比較的高頻度に起こります。立ちくらみは急に立ち上がったときに血圧を上手にコントロールできないことが原因です。

急に立ち上がると、血液は下半身に集まります。通常は自律神経が下半身の血管を収縮させて血圧を上げ、血液を押し上げることで上半身の血液量を保とうとします。しかし、自律神経が乱れている場合にはこのようなコントロールができません。そのため血圧が下がって脳の血液の流れが一時的に少なくなってしまい、めまいや立ちくらみなどの症状が起こります。この症状は起立性低血圧とよばれる状態です。

朝起きることができない

朝にスムーズに起きることができないことも症状のひとつです。目覚めるときは副交感神経優勢の状態から、交感神経を優勢にすることによって活動できるように切り替えます。しかし、低血圧の場合交感神経のはたらきが弱いといわれています。そのため目が覚めていても活動できるようになるまで時間がかかり、寝起きの悪さや午前中の体調不良につながります。

動悸

血圧が下がり十分な血液が循環していないと、心臓は拍動数を増加させることによって血液の循環を図ろうとします。これが低血圧で動悸が起こる理由です。低血圧で起こる動悸は生理的動悸といって特に問題ないものとされますが、心臓疾患などによって起こる病的動悸との識別が必要です。

その他の症状

このほかにも、胃腸に血液が流れにくくなっている状態では、消化不良や下痢、便秘などの消化器症状が起こったり、体全体の血流が悪くなることによって強い冷えがあらわれたりということもあります。

注意しなければならないのは、急性的な血圧低下によってショックや失神を起こすケースです。急激な症状のあらわれは病気による症候性低血圧を疑うことも必要でしょう。重要な病気が隠れていることもありますので、医療機関にご相談ください。

詳しくは『症候性低血圧とは』をご覧ください。

低血圧の基礎知識についての関連記事

低血圧 サブテーマ

低血圧の基礎知識 記事ランキング

fem.リサーチ